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【・・・のその2】


えーと、・・・あ、そうそう
ネックを外したところまででしたね。
じゃ、次はフレットをネックから外していきます。
ま、このストークの常連さんなら、はいはい、知ってますよ・・・という
内容ですが、そこはそれ、初めての方も(中・高校生の諸君!君たちだよっ!)
沢山いると思いますので、改めて・・・・



フレットを外すときは、このような「くいきり」という
ニッパーのようなモノを使うのが一般的です。
私の持っているモノは、やや小振りのモノです。
あまり大きいとフレットの隙間にくいきりの刃がはまりづらくて
使いにくいので、少し力はいりますが、私はいつもこれ。
ホームセンターでも売ってます。
お値段は・・・・この大きさで1000円強くらいかなあ?

皆さんの近所のホームセンターを一度のぞいてみてください。
大きいものしかなかったら 、ま、それでも問題ありませんよ、基本的には・・・。

はい、フレットの外し方・・・
まずは、このようにBASS側、またはTREBLE側のどちらからでもかまいませんので、静かに優しくフレットの隙間にくいきりの刃を入れていきます。
このとき、あまりに「そー・・・と」やってると、なかなかフレットと指板の隙間にくいきりの 刃が入らないので、そこら辺は感覚で掴み取ってください。
ま、実を言うと
えい!やっ!と刃を入れても、意外と大丈夫なんですけどね。

で、刃が入ったらこのようにテコの要領で、フレットをぐいっと持ち上げます。
ただしあくまで「持ち上げる」ですよ。
引っこ抜いては行けません。
上に引っ張るとフレット溝の縁がメリメリと欠けてしまいますので、
あくまで「持ち上げる」イメージで・・・・

で、次は、持ち上がった隙間にくいきりの刃を入れ、横にスライドしてやります。
このときは、クイキリをニギニギするような感じで 横スライドしてください。
すると、フレットがわずかに浮いてきます。

で、フレットが浮き上がったら、さらに横スライドして・・・
ほーら、もうフレットがカパッ・・・とはずれ始めています。
こうなったらもう、こっちのもんですね。

最後にもうひとニギニギ・・・

やあやあ・・・
無事フレットがはずれました。
おめでとーございます。
この4〜5枚の写真・・・
時間にして、5秒ほど・・・・
慣れてしまえば、まあ、そんなもんです。

はい、すべてのフレットを外しました。

で、ここでネックの反りをチェック。
ホントは、弦を外す前にもチェックしておかねばいけません。
つまり、弦が張ってある状態のネックの反り加減と、弦を外したときの反り加減は、微妙に異なってきます。
そりゃ弦が張ってあれば上方向にテンションがかかっているので、
当然の事ながら順ぞり気味になるのですが・・・
厳密に、どのくらいの誤差か・・と言うことは言えません、
そのギターの特性によりますので・・・
ま、いずれにしても、弦を外した状態で、指板面が直線になっていれば後の行程がわかりやすいので、この時点でトラスロッドなどを回して指板面の直線を出しておいた方がいいと思います。

ばばちいな・・・
この写真は、白熱球の電球でもって撮影していますので
全体に赤っぽいのですが、実際にはもっと白いメイプル指板です。
フレット溝の左右、フレット間の指板面・・・
ま、とにかく手の脂がこってり乗って・・・・
カロリーたっぷり。
こりゃ「特保」の油を使わにゃいかんぞ〜

さ、つぎなるは・・・・
240番のサンドペーパーですね。
これで指板面の汚れをザクザクと落としていきます。
(あまり汚れていないネックの場合は、いきなり400番くらいでも大丈夫)
で、ペーパーを当てるときは、必ずこのような「当て木」(ここでは硬質スポンジですが・・・)が必需品。
ぺらぺらペーパーだけを手に持って、いきなりゴシゴシはNGよ。
指板の平らな面を、波打たせてしまいますからね。
さらに、ペーパーかけは・・・このように
おしりから(ま、頭からでも、おしりからでも・・・どっちでもいいですが)

いっきに・・・・
ざーっ・・・と頭まで・・・
部分的にゴシゴシはNG。
よーするに「指板の平らな面を崩さないようにペーパーをかける」
この事を常に頭に置いてペーパーをかけてくださいね。

もう、これは指板を触るときの超セオリーです。

はい、もういちど・・・
おしりから・・・・
(じつは、えっ?同じ写真・・・と私も思ったのですが、ちゃんと
もういちど・・・の写真を撮っていました。前の写真とは微妙に違うでしょ!)・・・って、そんなこと何の自慢にもならないのですが・・・
で、頭まで・・・・
(いやー、ホントに同じような写真が撮れるモノですね。じっくり見てみると、細部が微妙に違うので、やはりちゃんと撮り直した写真であることは分かるのですが・・・これって、サーバー容量の無駄遣い・・・のような・・・)

ま、いーか・・・
で、このようにフレット溝にもペーパー粉が埋まり、
何となくいいかな?という気分です。
で、このときの「も、いいかな」というペーパーかけ終了のタイミングは・・・というと、・・・・


このような「手ざわり」なんですね。私のバヤイ・・・・
この写真は、フラッシュが光ったので、かなり実物に近い色で出ています。
本当は、こんな色です。
で、指板表面を手で触りながら確認して・・・
さらに、このように指板のエッジ部分も同様に。
このエッジ部分も、ギターを弾く上では重要な部分です。
ここが自分の手にピタッとあっていると、ほんと気持ちよく弾けますからね。
で、すべてOK!であれば、つぎは400番のペーパーで
もういちど、先ほどの240番で行った同じ行程を繰り返します。
ただし、
この400番は、あくまで240番のざらつきを取り去るための作業なので、力を入れてゴシゴシしないように。
あまり力を入れずに。あくまで「ざらつきを取る」くらいの感じで
従って240番の時よりも、グンと磨きの時間は短縮されます。
さ、次の行程はネックの塗装(?)ですね。
ネックの塗装って・・・なんじゃらほい?

ネックの塗装がすめば、いよいよフレットを打って行きます。
さ、、いよいよ佳境ですよ!


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