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4/トラスロッド仕込み&ヘッド成形



これは木製バインディングを作っている所です。
材はビッグリーフメイプル・・・。
通常は、トラ杢の出たフィギュアードメイプルなどを使うのですが、今回は、以前手に入れて大切に保管しておいた、
このキルトメイプルを使用することにします。


バンドソーで、幅1.5mmに切り出した材。
上の方に見えるのは、現在進行中のギターに使用するバインディング材、

高さ7.5mmにすべて切り出しました。
このあと、切り出した材の各面を
綺麗にサンディングしておきます。

これはトラスロッドのフタですね。
センターの芯材と同様のブビンガを使用しています。

ここからは、トラスロッド仕込みの行程ですね。
まずは、ロッドのキックポイントを決める
スペーサーの作成です。
使用する材は、メイプルの端材。

約2.5〜mmの厚さに揃えてから
このようにテーパーをつけて加工しました。

6〜7フレットにキックポイントが来るよう
そのあたりの位置に収めます。

コレは、エンド処理用の材ですね。
このようにテーパーをつけて取り付けるわけです。
スルーネック部とウイング部の両方に溝を加工しました。
両方取り付けたところ。

エンド部分は、動きがない部分ですので
接着剤で固定してしまいます。

はい、スペーサーを指定位置に収め、
ブビンガの共材のフタをして
接着剤で固定します。
この状態で、半日。

フタの接着も完了し、
フタがはみ出している部分をカンナでで削った後がコレ。
指板接着面が綺麗になりました。
次は、フィンガーボードストップですね。
日本語に直訳すると、指板止め!・・・・
おおっ!イイじゃないですか、とっても分かりやすい!
スプルースの柾目材。
指板止めをゼロフレット位置に慎重に合わせ、
接着剤で固定します。
この状態で1時間。

ヘッド面とツライチになるように
はみ出ている指板止めを、ノミなどで成形していきます。

指板止めが完了したら、次はヘッドの耳を接着。
もちろんネック材と共材を接着します。

約4時間後・・・・・接着完了。
この後ヘッドの上面をしっかりサンディングし、
段差を完全に取り除いておきます。


ヘッドプレートの加工ですね。
使用するのは、縞黒檀です。
真っ黒な黒檀と違って、微妙に木目が見えるため
ヘッドが単調にならず、高級感も出てきます。

ロッドのメンテナンスポケットを開けたら
いよいよ接着です。
ん?このボンドの量は・・・ちょっと少ないですかね?
翌日・・・・
本来なら半日程度でもいいのですが
私の場合、接着行程は、その日の最後にしています。
詰まり、接着作業を行ったら、それが最後・・・。
翌日に接着した工程の続きを行う・・・というわけです。
さて、指板が接着できたらヘッドのテンプレートで
ペグ位置を出しておきます。
ペグ位置の2箇所をビスで固定し、
その他の4箇所は、1.5mmのビットでヘッドに
下穴を開けておきます。
ペグ位置の下穴を開けたら テンプレートをはずし、
バンドソーでネックのアウトラインをラフカットします。
ラフカットが終わったら、再びテンプレートを取付け、
ルーターでトリミングしていきます。
はい、こんな感じですね。
テンプレートを取り外したところ。


 


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