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25/ブリッジ制作

今回はブリッジの制作ですね。
最近は、ブリッジも、ほとんどオリジナル制作になってしまいました。

まずブリッジ材です。
コレはアフリカンブラックウッドですね。
適正な厚みがなかったので、
2枚のアフリカンブラックウッドをラミネートします。

この状態で半日・・・・。

で・・・今のうちに・・・・
コレは何をしているのか・・と言うと
tune-O-maticのブリッジを乗せるアンカーボルトの長さを調整して、カットしているところです。
というのも、このGOTOHのGE103Bというブリッジは、
古いタイプのレスポールのブリッジのように、
スタッドボルトを持たないブリッジ用なので
ボルト部分がボディに埋まってしまう分の長さになってます。
しかし、その長さでは、このブリッジには長すぎるので
調整してカットしているワケなんです。


つぎにブリッジの土台部分の下側を
今のうちにザックリと削っておきましょう。
そのために、まずボディのアールを
ブリッジ下部に写し取る作業をします。
このようにボディのアーチを計って・・・

ブリッジの下側に移し取ります。

ザックリとバンドソーでカットした後、
ひたすら削っていきます。

大まかですが、ボディのカタチに沿ってきました。

とりあえず、ブリッジ下部の作業はここまでにしておいて
仕上げは、最後の最後にします。
で、次の作業は、ブリッジの乗っかる側、
つまり上側にTUNE-O-MATICブリッジ用の
アンカーボルトを埋め込む作業を行います。

まず、現物にしっかりと製図を行います。
ボルト位置をキッチリと計ってマーキングしておきます。
このマーキングは、本当にキッチリ計っておかないと
最終的にブリッジが乗らなくなりますから
きちんと正確に寸法出しをします。

次に・・・
マーキングした穴にボルト用の穴を開けていきますが、
このときしっかり垂直を出した状態で
ボルト用の穴開けを行います。
斜めになっていたりすると、
やはりブリッジが乗らなくなってしまいますからね・・・。

穴開けが終わったら、
ボルトをブリッジの題材に締め込んでいくのですが、
このちょきはダブルナット方式で締め込んでいきます。
ダブルナットとは、2個のナットをボルトのどこかで
しっかりと互いに締め込んで、動かないようにし・・・・
この写真で見ると、上側のナットをスパナなどで締め込んでいきます。

ナットをはずすときは、互いのナットを緩めてやれば、
スルスルとナットは、簡単に外れます。

で、ブリッジを乗せてみたところ。
おっ!いいようですね。

アップで見るとこんな感じ。

じゃ、細部の仕上げをしていきましょう。
ブリッジ用のボルトは、この時点で一旦取り外します。

で、ブリッジ左右のアール付けですね。
ベルトサンダーのアール部分を使って・・・・
はい!ブリッジらしくなりました。
80番〜120番〜240番〜400番〜800番〜1200番まで
段階的に磨きました。
だいたい80〜240番までは成形のための番手、
で400番から上は、この番手で磨いても
ほとんど形状は変わりませんので
どちらかというとツヤだしのための番手と言えますね。
仕上げは、家具用のワックスで・・・・
このように仕上がりました。
再度、ブリッジ用のボルトを取り付けます。
ブリッジ下部磨き用のジグを取り付けて・・・
最終的な密着仕上げの磨きを行います。

裏側を見ると、このように台車がついており、
ボディの上を前後にゴロゴロさせるわけですね。




   


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