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16/テールピース&ハードウエア仕上げ

 

次はテールピースを作っていきましょう。
使用するのは縞黒檀です。
まずは、厚みの調整をドラムサンダーで行います。

両面の平滑面が出たら
弦道用の穴を開けて行きます。
垂直に気をつけて・・・・

はい、穴が開きました。
黒檀の焦げた臭いは、久しぶりですね・・・・。

次に、裏側の弦通しエリア?・・・のザグリをしていきましょう。

はい、こんな感じですね。
すでに、ボディとの取り付け金具用のスペースをザグっていますね。

このようになりました。
オーナーの希望で、このテールピースは、表側から弦を通すのではなく
すべて裏側から弦を通す・・という、
ちょっとめんどくさい仕様になっています。
これも、表面の見た感じが、シンプルに見えて
ボディとのマッチングも良いだろう・・・と
オーナーの判断によるものでした。

つぎに、弦のボールエンド部分の加工をしていきましょう。
使用するのは0.8mmの真鍮板。
これを短冊状にカットして・・・

このように弦が通る部分にセットします。

弦穴がずれないように、指でしっかりと固定しながら
真鍮板に穴を開けて行きます。

おっと、ボディ取り付け金具も磨いておかなくちゃ・・・
これも厚い真鍮板を特注で作っていただきました。
経年でサビが出ないように、まずしっかりと磨いて・・・・
これも1200番まで磨いてコンパウンドをかけます。

最終的にさび止めとして、メタルプライマーを塗布!
この状態でプライマーが乾くまで待ちましょう。
さ、表面ですが・・・・・
とりあえず、ザックリと600番まで削りました。
さ、ここからが勝負です。

その後、800番、1200番のスポンジペーパーで
しっかりとツヤを出しておきます。

次に・・・
仕上げは家具用ワックスをしっかりと擦り込み、
乾いた後、ゴシゴシと表面を磨いて完了です。

こんな感じですね。

裏面も仕上げの行程ですね・・・。
先程の真鍮板に裸にした配線材をハンダで固定して
このようにボディ取り付け金具のザグリ穴まで持ってきます。

金具はこのように上からかぶさるわけですね。
最終的に、この金具をアースしてやれば、
弦アースが取れる・・・ということになるわけです。
金具を取り付ける前に・・・配線材をバラしておいて・・・

ビスで固定します。

こんな感じに出来上がるワケです。
表面に何もないと、ほんと綺麗ですね・・・。

後ろから見ると、このようになっています。

ギターに仮組み・・・というか・・・
そっとテールピースとブリッジを置いて見ました。
かっこいいですね・・・。
ほんと、このギターはボディカラーもデザインも、
凄く綺麗に仕上がったと私自身も感じています。
これも、オーナーのこだわりと割り切りのおかげかもしれません。

さ、ドンドン行きましょう。
これは、ピックガード裏のトーン&ボリュームですね。
これもオーナーのこだわり。
できる限りハードウエアを表に出したくない・・・という
考え方を尊重し、このパーツを採用することにしました。

ま、配線は至ってシンプルです。

ワイヤリングを見るまでもありませんが・・・・・
一応、念のため・・・・
音だしチェックです。
はい、OKでした。
最終的にピックガードにノブ部分を固定下写真がこれ。
特に、たいしたノイズ対策はしていませんが、
ほとんどノイズは出ていませんでした。
じゃ、取り付け行きましょう。
これはシールドを加工した、組み上げ用のツールです。
ノブはこんな感じに見えています。
はい、シールドのジャック部分も完成しました。
次は、ヘッドですね。
ペグを取り付けて行きます。
塗装前にペグの仮組みがしてあるので、ここは簡単ですね。
表からも固定して・・・・・
はい、ペグの取り付け完了。
いよいよ次回は最終回です。


 


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