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14/フレットすり合わせ&ナット

じゃ、フレットのすり合わせをしていきましょう。
まずは、おなじみマスキングテープで指板面を保護して・・・
フレットのトップ部分に赤のマーカーで色をつけておきます。

これは240番のペーパーを貼ったスチール製の角パイプ。

ゆっくりと擦り合わせます。
ま、ほとんどこの角パイプの自重だけで擦り合わせているかのように、チカラを入れて押しつけてはいません。
ほんとに軽く前後させているだけです。

これまたおなじみのシックネスゲージ。
いま出ているのは、0.04mmの板ですね。
これが、通るか通らないかが、一応の目安になります。

はい、ゲージの使用はこんな感じです。
ストーレート定規を当てて、フレットとの隙間を確認。
この0.04mmのゲージが通らなかったらOK・・・ということですね。

フレット上面のすり合わせが出来たら、つぎは上面のアール付けです。サンディングでフレット上面が平らになってしまった部分を、 このように専用ヤスリでアールをつけていきます。
この後、400番〜600番でサンディングして・・・・

これは800番のスポンジペーパーで磨いているところですね。

さらに1200番のスポンジペーパーで磨いて・・・・

は、このようにピカピカになりました。
最終的に、もう一度磨きますが、その時には、さらにコンパウンドでも磨く予定です。
・・・ということで・・・
フレット作業が終了です。
さ、つぎはナットの制作です。
これはオーナーが送ってくれた象牙です。
贅沢ですね・・・。
他の2つは、厚み不足だったり長さ不足だったりで
この素材を使おうと思います。
現在は7mm強ありますが、これを5mmまで削り込みます。
まずは厚みの調整。
ベルトサンダーで、微妙に削っていきます。
さらに直角出しをして・・・・
はい、基本形が出来ました。
と・・・・・・この時点ではあまり気にしていなかったのですが・・・。
見えますよね、サイド部分に茶色のシミのようなものが・・・。これがあとで大変なことになります。
さらに微妙な厚みの調整を・・・。
これは微妙な調整なので、ゆっくりと手作業ですね。
ん〜〜〜〜・・・
茶色のシミが大きくなってきましたねえ・・・・
いや〜な予感。

ま、でも、とりあえず進めましょう。
厚みのチェックですね。

さらに400番のペーパーで微調整・・・。
厚みが、ほぼほぼ決定したら表面の仕上げです。
これは600番でサンディングしているところ。
で、ナット溝を切っていきます。
まず、ノコ用のジグを固定して・・・
薄刃のノコでゴシゴシ切っています。

バインディング線まで切り込みを入れたら
ノミできれいにならしていきます。

ネット溝、ナットの双方を微調整しながら・・・
はい、はまりました。
めでたし!
じゃ、ナットをカットしましょう。
そのまえに・・・
まずフレット高さをマーキング。
つづいて0.6mm厚の定規を下に敷いて、
0.6mmの弦高位置をマーキング。
さらに園下に1mm厚の定規を敷いて・・・・
ここが上面のカット位置になるワケです。
はい、こんな感じですね。
木工バイスにナットを挟んで
ジュエリーソーでカットして行きます。
はい、カット終了!
・・・と思いきや・・・・
このように、いや〜な予感のあの茶色のシミが・・・・
しっかりと中に入り込んでいました。
む〜〜〜、これはNGですね・・・。
他の予備でいけるかしら・・・・
ちょっと心配ですねえ。
ま、でも、ここまでやったんだから
一応、仕上げてしまいましょう。
ひょっとして磨き込むと気にならなくなるかも・・・
と淡い期待を込めつつ・・・ゴシゴシ・・・
やっぱりだめでした。
もっとくっきりと出ちゃいました。
ん〜〜〜、象牙は、これがあるからなあ・・・
結局、半日がパアになりました。


 


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