HOME
 T's "Jun" LesPaul Contents NEXT


22/ナットほか仕上げ工程

作業も大詰めに入って来ました。
これは、テールピースのアンカーを打ち込んでいるところですね。このようにクッション効果のある木材を当て木にしてアンカー部を打ち込んで行きます。

はい、各パーツが収まりました。

これは、オーナーから送られてきたナット材用の象牙です。
残念ながら、中に「ス」が多く、使えるものが少ないです。

何とか使えそうなものを選び削っていきます。

「ス」も無く、この個体は、いいようですね。

写真が前後しましたが、
このように良さそうな素材をチョイスして・・・

ナットに使えるサイズにカットしていくわけです。

厚みの調整は、このように木片に材を貼りつけ
ベルトサンダーで適正の厚みに削っていきます。

大まかなサイズにカットしているところ。
使用しているのは、インレイのカットに使用する
ジュエリーソーですね。

む〜・・・・、
この材も、中に「ス」が入っていました・・が・・

反対側は、特に問題ないのでこの材で
「ス」の部分を下にして使用する事にします。
ザックリと厚みを調整したナット材です。
もう少し薄く・・・ですね。

120番でゆっくりと削っていきます。

少しきついところで、ペーパーを240番に変え
さらに400番〜600番で仕上げ磨きをしていきます。

つぎは、ナット溝の加工ですね。
最初に薄刃のノコで、ナットファイル用の
「アタリ」をつけるため弦位置に軽く溝をつけます。
こんな感じですね。

溝を切った状態で、上面を800〜1200番で磨いて仕上げます。

これもオーナーから送られてきた弦です。
Arkayの10-46ですね。

弦の太さに合わせて、ナットファイルをチョイスします。

このように各弦の溝を切っている所ですね。
とりあえず、フレットラインより少し上(0.5mmくらい)まで
溝を切って、あとは弦を張ってから、少しづつ調整していきます。

ブリッジ上のサドル部分も
各弦で使用したナットファイルで軽く溝をつけておきます。

溝の切り方は、こんな感じですね。
ネック側に傾くように斜めに切り込んで行くわけですね。
つぎはペグの取付ですね。
毎回、書いていますが、表側のナットを手で軽く締めて
ペグの位置を決めてから、
このように裏側のビスを止めていきます。
じゃ、弦を張っていきましょう。
使用しているのは、コレ!
電動のワインダーですね。
ホント助かります、この道具は。
はい、弦が張れました。

6弦12フレットで2mmの高さに調整しました。
ちなみに1弦12フレットは、1.6〜7mmくらいですね。

つぎは、ボディ裏メンテナンスホールの「フタ」の仕上げです。
先に切り出して加工してあったメンテナンスホールと
スイッチ部のフタを仕上げていきます。
240〜400〜600〜800〜1200番で仕上げたところ。
仕上げは、家具用のワックスですね。
スネークウッドの美しい杢が出ました。
凄く高価なフタになりましたね。


 


HOME  T's "Jun" LesPaul Contents

 



Copyright(c) Takashi Kono. All rights reserved.