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2/ブックマッチ&サイドベンディング

 

トップ&バック材のブックマッチ作業です。
まずはバックのココボロから・・・。
最初は、このように6.3mmもの厚みがあり
しかも結構な「反り」が出ているので
ここから薄くしていくのは、
なかなか・・・手強い相手ですねえ。

ドラムサンダーでゆっくりと厚みを削っていきます。
特に反りが出ている側を重点に、削っていくのがミソですね。
要するに、すでに反りが出ている材は、
もうこれ以上反らないので、
この反っている状態から、まっすぐな板に仕上げれば
後に反りが出にくい・・・と言うわけです。

目標の2.5mmくらいまで削りました。

同様に、トップのシダー材も厚みを調整。
こちらは、約3mm弱にしてあります。
ボディの各箇所により、微妙に厚みを変えますので
とりあえず3mmをベースとして完了。

ま、シダーですので、厚み調整のために削っていっても
ココボロのように固くなく、すぐに削れるので
3mmの厚みでも問題ありません。

これはサイド材ですね。
この材も、かなり反りが出ています。

バック材と同様に、じっくりと厚みを調整します。

はい、サイド材の厚み調整完了。
おおよそ2.5mmくらいに仕上げてあります。

じゃ、ブックマッチしていきましょうか・・・。

カンナ盤で、ストレートは一応作ってありますが
微妙な隙間が、まだありますのでペーパーで微調整をします。
これは直角が出ている木片にペーパーを貼って
微調整しているところ。

何度も摺り合わせをして・・・・
はい、ブックマッチ面が完成。

大きいクランプにブックマッチ材を乗せて・・・・

軽く締め込んで、この状態で1日放置。
これはサイド材ですね。
ストレートラインが出ていないので・・・。
カンナでストレートラインを出してやります。
ラフカットのためのストレートラインですので
あまり厳密ではありませんが・・・。
はい、こんな感じ。
で、ストレート側を基準面として
バンドソーで不必要な部分をカット。
一番厚みのある部分を95mmに・・ということに
竹中さんとの打ち合わせで決めましたので
とりあえず100mmの幅でカット。
で、サイド部を曲げていくのですが
その前に、最終的な厚みの調整と
サイド材表面の平滑面を作っておきます。
平滑面と言っても、この時点ではラフな仕上げで十分。
スクレーパーを使って、
ペーパーの傷を取り去るようなイメージで作業します。
はい、厚み調整&表面の仕上げ完了。
この時点でサイド材の厚みは、
2.3〜2.2mmくらいになっています。
ベンディングの前に・・・
まずモールドにマスキングテープをぐるりと貼り・・・
グイッ!と曲げるポイント(頂点部分)に
マーキングをしておきます。
そのマーキングしたマスキングをサイド材に貼り、
曲げるポイントを写し取っておきます。
霧吹きでサイド材を濡らして・・・・・
グイッ!
曲げた事がある方ならおわかりでしょうが、
こんな写真のように、簡単に曲がってはくれませんね。
何度も熱しては曲げ、濡らしては熱し・・・の繰り返しで
やっとココまで曲がりました。
いやあ・・・ココボロは固いッ!
曲げ始めてから1時間後・・・
さすがに苦労しました。
で、曲げ終わったサイド材を
霧吹きで全体を濡らし、このようにクランプで
モールドに密着させて、1日放置しておきます。


 


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