HOME  Electoric CONTENTS  NEXT 


18/ボディ裏インレイ(その1)



今作っている、このギターの名前を覚えていますか?
はい、Hysteric Catと申します。
ブルースの泣きの音が出ればいいなあ・・・と言う事で付けた名前ですが、じゃ指板のポジションマークも猫(の足跡)にしよう、どーせなら、ついでにボディの裏にも猫の足跡を入れてしまえ!と言う事でこれからボディ裏面の猫の足跡インレイを作っていきます。
まずインレイの材料ですが、これは白蝶貝ですね。この貝を切って猫の足跡を作ります。足跡は全部で9個。ひとつの足跡に5このパーツがありますので、全部で45このパーツを切り出さなくてはいけません。 ひぃえー!こりゃーたいへんだ!(と自分で言っててどーする)
これが猫の足跡製図です。
バラバラになると、どれがどのパーツか分からなくなってしまいますので(ひとつひとつがランダムなラインなので、切り出してから判別するのは不可能、と言うより時間の無駄)1つ1つのパーツにナンバーをあらかじめ振っておきます。
で、出力した製図をはさみで切り出して・・・

このように貝に瞬間接着剤をポトリとたらします。

切り出した製図を貝の上にぺたぺた貼っていきます。
どうせ埋め込んだ後は、表面をペーパーなどで削ってしまうため、ここはあまり神経質にならずに、どんどん貼り込みます。
さ、切り出しましょう。
この白蝶貝は、結構、堅くて割れなどもあまりでないので細かい細工には向いているのですが、その分切りにくいというデメリットもあります。
ちょっと無理して刃先の方向を変えると、すぐにポキッと糸鋸の刃が折れてしまいます。
ほら、折れた! 言ってるハナからこれですよ。
この作業だけで何本刃を折ったかなあ・・・・ 刃が折れるとその都度、交換しなきゃならないので(当たり前ですが)これがまためんどくさい。
なーんて言ってちゃ立派なギタービルダーには、なれませんけどね・・・・
ま、そんな河野の愚痴っぽい話は、さらりと聞き流して作業を進めましょう。
ありゃ、この写真は刃の交換風景ですね。
う〜ん、ひきずってるなあ・・・・よっぽど刃の交換に懲りたんですかねえ・・・・彼は。
とりあえず足跡6個分、切出し終えました。
ここまでの所要時間は2日間にわたって、約4時間。
(あまりの単純作業で、飽きちゃうんですよね。で、2日間もかかってしまいました)
はい、無事、全部切り出して終了です。
いやー、大変だった。

おっ? 折れた刃の残骸。
う〜ん、そうとうきてますねえ・・・・
かなりウザウザになったようです。このポキポキ折れる糸鋸の刃には・・・・

よっしゃーっ!じゃ、つぎはこの切り出した足跡を埋め込んでいきましょー!
(いきなり明るいなー!
  まさに、のど元すぎれば・・・)




Copyright(c) Takashi Kono. All rights reserved.