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2/表板ブックマッチ



さーて、はじめましょうか・・・ 河野スペシャル。 まずは、表面に貼るメイプルの加工からです。この材は、アメリカから輸入したものです。 まずトップに貼る板のブックマッチをしていきます。ブックマッチは、箱ものギターでも紹介していますので、ここは簡単に。要領は全く同じです。最初に何度もこのようにカンナ台をかけて垂直面を出していきます。

その後、手持ちのカンナなどで微調整をして、ぴったり合わせます。ぴったり合ったかどうかは、合わせ面を光にかざして、光がもれなくなったらOK(と、書くのは簡単ですが、実際に作業すると大変です。特に今回の表板は、1枚の厚みが15mm近くあるので、通常の箱もののブックマッチより、さらに時間がかかってしまいました。まあ、アーチトップ材ほどの、厚みはありませんけどもね・・)
左中の写真は、最後の調整。 やはりブックマッチ垂直だしのジグで、このようにペーパーを貼り付けた木片でペーパーをかけていきます。


どうやら良いようですね。
ぴったり合いました。

じゃ、この2枚を貼り合わせていきましょう。


はい、これは、おなじみ河野のお手製ブックマッチジグです。 さ、早速、接着していきましょう。

これもおなじみクッキングシートですね。 接着する時、はみ出たボンドで材とジグが、くっついてしまわないように敷いておくモノです。ほんと、これが1枚あるだけで天国と地獄の違いがあります。昔は知らなかったので、新聞などを敷いていましたが、接着後は、もう後が大変。でも、このシートを使うようになってから、そういった「貼り付いてしまう」事を、心配せずに作業できるようになったのは、精神的にも大きな軽減となりました。

さあ、接着です。 例によってタイトボンドをべちょっとつけて・・・・

はい、接着しております。 今回の場合は、通常のフラットトップタイプのように、ブックマッチする板の厚みが約15mmもあるので、真ん中に入るセンター押さえ用のバーをはずして接着します。(バーを入れると板が入らないんですよ。このジグは、フラットトップ用に6mmくらいの厚みを想定して作ったものですから・・・・・・)
で、その代わりにこのようなあて木をしてセンターが浮き上がらないようにクランプで固定して接着します。このときラックスペーパー(クッキングシートですね)を上面にも敷かなくてはいけません。左の写真は、敷くのを忘れているところ。この写真の後、気が付いてあわててラックスペーパーを敷きました。
約12時間経ってジグからはずしたところです。
ほんのりとトラ目が見えますね。 この材は、ハーフサイズ(幅7インチの厚さ1インチ強のものを、縦方向にまっぷたつ!にカットしてもらったモノ)を使用しています。
つまり約28mmくらいの板をブック マッチ用に、縦にすっぱりと挽いてもらったモノですね。
河野は、このセットを2セット注文しましたので、次は何を作ろうか・・・と、今からわくわく。(ひとつめを作り出したばかりなのに、なにを言っておるんじゃ!と言われそうですが、こんなモンですね。作りたい作りたいという欲望は・・・)

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