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21/ネック加工



さて指板のポジションマークも入りましたので、次はフレット打ちをと考えたのですが、今回はそのスケジュールを変え、指板をネックに接着してからフレットを打っていく事にしました。 特にこれと言った理由はありません。見ているみなさんも、いつも同じじゃつまらないだろうから(別にそんな事もないのかな?)いろんなアプローチ方法で・・・・くらいの軽い気持ちでの作業手順変更です。 で!その前に。ネックを整形しておく事にしました。(もう、言ってる事とやってる事がちゃらんぽらん!)まず例のごとくスポークプレーン(南京カンナ)でネックの裏側の面取りをしていきます。たとえばふろふき大根なども面取りをしますね。アレは味がしみやすいから・・・・ネックの面取りは・・・・丸くするために・・・・・いかん!今日はちょっと調子が悪い。文章が支離滅裂になってきた・・・。
ま、とにかくそーいうことで、スポークプレーンの後は、ヤスリなどを使ってネックのラウンドを作っていきます。 どんどん削っておりますね。

だんだんとネックらしくなってきました。
もちろんこの時点では、粗々の状態です。これから徐々に目の細かいヤスリに持ち替えて削っていきます。

これは粗い状態の角度を変えて見たところ。
だいぶ進みました。
で、おもむろにヒール部分も削っていきましょう。
これはボディ側とネック側がぴったり合っていないので(つまりネック側が少し大きめに作ってあります。)最終的にボディとネックを接着したとき、このようにボディのサイズに合わせて、ぴったりとさせるわけですね (もちろんボディ側は、指板が乗っかって来る位置を計算した上で削り込んでありますので、ボディに合わせたネックの削り込みをしても問題はありません)
で、削り終えて、一息ついたところ。
右手にタバコ(昔からロングピース党です。やめなきゃ、やめなきゃと、いつも思ってはいるのですが、ついつい・・・)左手にビールグラス。
まったく酒飲んでタバコ吸ってギター作ってホームページも作って夜更かしして寝不足になって・・・・・身体にいい事は何一つしてません。(自慢!)
さ、そんな不健康自慢をしてても仕方がないのでとっとと進みましょう。
(最近、友人と1杯飲むと、話題はすぐに「オレなんかここが調子悪い」「いやボクなんかあそことここが再検査だ!」などと自慢ばかりし合っています、ホント、困った人達です)
じゃ、 次は指板のバインディングを巻いていきます。このバインディングを巻いてから、指板を接着し、それからフレットを打っていく事になります。 まず最初にパフリング部分(厳密にはバインディングなのですが、ここは便宜上)のためのゲタ作りをします。
というのも白黒の6重のパフリングは、高さが3mmしかないので(パフリングだから当たり前だけど)指板の両サイドの厚み5.5mmに届きません。
従って指板の両サイドにゲタをはかせて、パフリングの高さをかせぐわけです。これは指板そのものを最初からその厚み分だけ見越し、大きめに切り出してから後でバインディングルーターで削り込むという手もありますが、指板上にアールをつけたり、フレット溝を切ったりといろいろな行程が交錯するので、河野はいつもこの手を使っています。(厳密には、指板が黒檀の1枚板ではなくなるため、倍音の出方やら響き方にびみょ〜な変化は出るでしょうが、河野はそこまで厳密に分かりませんので、いつもこの手法で指板回りのバインディングを加工しています) 貼り付けるゲタの材は、ヒノキの工作材です。厚さ1mmの材を2枚貼り合わせ、それをカッターで切り出してから指板の側面に接着していきます。
ヒノキ材を貼り付けたところです。

指板のエンド部分は、このように薄刃ノコで切り込みを入れた後、指板のアールに沿ってノミで2mmの深さを削り込みます。 もちろんこのときは指板の12インチアールに沿って2mmの深さで彫り込みます。

とりあえず加工が終わったら、裏面にはみ出ているヒノキ材を指板の裏面とツライチになるように加工していきます。まずざっとノミで削った後・・・・・
このように平らな材の上のペーパーで均一面になるように仕上げていきます。



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