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24/指板の接着



え〜と、ネックの接着も無事終了し・・・・?
指板接着の準備に入りましょう。


指板はいきなりべちゃっ!・・と貼り付ける事なんてこと、してはいけません。ちゃんと指板の接着位置を割り出してからじゃないと、今までの苦労が水の泡になりますので・・・。ここは慎重に行きましょう。
で、
まず、ナット側のセンターをきちんと出しましょう。位置出しができたら、このようにクランプで動かないように固定しておいて・・・

ヒール側もセンター位置を出して、同じようにクランプで固定します。
写真にしてみれば、たったの2枚ですがこの間の時間は、写真20枚分くらい時間をかけて、ここまでになっております。

(いやホント。たいへんなのよ、毎回この位置出しは、いつも時間をかけて慎重の上にも週間新潮!)

おなじみTAMIYA製組立電池式ピンバイスですね。いつもおなじみの説明なので、簡単にいきましょう。
このように3フレットと12フレット(別にどのフレットでもいいです。河野はいつもこの3と12にしているだけのことです)に、1mmの穴を開けていきます。 指板を貫通させネック部には軽く到達する程度に穴を開けておきます。
つぎに、細ーい釘をその穴に軽く打ち込みます。これを3フレットと12フレットに行います。

じゃ、今のうちに先ほど接着した白黒のパフリングのはみ出ている部分を削っておきましょう。
この作業は、接着時、この指板の上に接着用の押さえ板を置くので、左右にパフリングがはみ出ていると圧着出来なくなり支障をきたすためです。
毎度おなじみ、スクレーパーを使ってはみ出している部分を削ります。(しっかし、汚いスクレーパーだなあ・・・他の人のサイトを見ると、皆さんきらきらしたきれいなスクレーパーを使っているのに・・・河野のスクレーパーは錆だらけじゃないですか!河野君、道具はもっと大切に!)

どうせ、後でしっかりと削りますので、ここはあまり神経質にならずにざっくりと仕上げておきます。

(おっ?ちょっと開き直ってますね。)

この写真の指板の下に敷いてあるのが、接着用指板押さえジグ?つまり指板に密着する部分を、指板のアール面に沿って角度をつけて作ってあるわけですね。この写真で見るとセンターにむかって、軽くテーパーが付いているのが分かるでしょうか?
(分からないかな?)

指板まわりのパフリング削りも無事終了。

で、次はこのように、あとで接着したパフリングに切り込みをフレットソーで入れておきます。つまりここまでフレットの足(タング)が打ち込まれるわけですね。 そこら辺の詳細(なぜ、ここに切り込みを入れるのか?)はフレット打ちの作業に進んだら解説します。
さあ、すべての準備が整いました。
いよいよ接着です。
まず接着面に最後のペーパーをかけて、接着面の最終チェック。
はい、もう一度確認しておきましょう。 ちゃんと指定の位置に釘がはまりこむかどうか・・・・
お、よしよし、いいようです。
で、ボンドを塗っていきますが、その前に指板裏には、このように釘が飛び出しますので、トンカチで指板裏から飛び出した釘を引っ込めておきます。(接着剤を塗るとき釘が出ているとケガしちゃうでしょ!わたしは過去に、この出ている釘で指に刺した経験があります。えへん!)
はい、ボンドを塗っております。 このときも、けちけちしないでドバーと行きましょう、ドバーッと!
(オイオイ)
・・・ しかし、脳天気にべちゃーとボンドをつければ良いというものでもありません。 はみ出したボンドは、クランプをかけた後すぐに拭き取るわけですが、この時あまりはみ出しすぎると、これは結構大変な作業になります。従って、ここは「ほどよくドバーッと」・・・と、いう程度に訂正致します。

で、ボンドを指で塗り広げて、釘と穴を確認しながら指板を接着します。この時トンカチでかるく釘を打ち込みます。トン・・トン・・・くらいの感じで打ち込んでおきます。
で、指板の上に圧着用の押さえジグを乗せ、クランプをかけてがっちりと固定します。このときクランプを締めるたびに、ネックと指板の隙間からボンドがむにゅ〜と出てきますので、根気よくクランプを締める→ボンド拭き取る→締める→拭き取る→締める→拭き取る・・・を繰り返します。 この状態で1日乾かします。(まあ半日でもいいのですが、この時は疲れていたのか、コウノ君はビールを飲みに1階へ降りていったまま、帰ってこなかったのでありました。・・・・・
いわゆるフェードアウト!というやつですね。)
さ、いよいよ次こそフレット打ちスタート!




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