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4/ボディ加工



とりあえずネックの形が出来ましたので、つぎにボディを成形していきましょう。 ネックとボディをそれぞれ単独で成形していけるアコギ系にくらべて、こうしたソリッドボディ(特にセットネックなど)は、なかなかそうはいきません。しっかりした工具類(とくに大型電動工具)の設備がない私にとって、出来上がったネックのサイズを測り、それに合わせてボディを整形し、さらにまた戻ってネックを調整する・・・・と言う具合に、あっちこっちへ飛びながら制作を進めなければいけません。もちろん精度がビシッと出ていれば、それぞれの部材を単独で制作していけるのですが、なかなか・・・・・腕が・・・悲しい・・・ 手持ちの家庭用電動工具だけでは、まさに「完璧」な精度が出せないのが実情です。
さて、「腕」は今後の課題としまして(・・・いつもこんな簡単に、ま、いいかと、言い放つような事をしているので、技術力が上がらないんだろうなあ・・・)ボディの成形です。まずポプラのベース材にセンターラインを入れ(左上の写真)、コンピュータから出力した製図で、ボディのカットラインをマーキングしていきます。
バンドソーで切り始めました。 いくらマホガニーよりも軽いポプラ材とはいえ、やはり50mm近くの厚みのあるモノはそうは簡単に切っていけません。ここは慎重に切り出します。特に半径のきついアール部分などは、解っていても刃があらぬ方向にどんどん行ってしまうので、少し切ってすすみ、少し切って進みの繰り返しです。
これはカッタウエイの部分を切っているところですね。このようにきついアールを切るときは、左二つ下の写真にあるように、アール部分に縦に切り込みを入れて切っていきます。そうすると刃への負担が軽くなり、比較的スムースに切ることが出来ます。
これはボディのエンド(つまりお尻)の部分ですね。 いつも私は、できるだけ大きな固まりの端材を残すように考えながら切るため(つまり、端材が、いつか何かに使えるのではないかと、ついつい考えてしまう)どうしてもプロのように、ふんふんとお気楽に切る事ができません。慎重に、あっちから切って、こっちから切って少しでも大きな端材になるように・・・・なんて考える、こんな私は、やっぱりせこいのかね?
でもって、これはサイドの部分。
ボディが切り出し終えたら、小口の部分をきれいにしておきましょう。まあ、あとからゲップが出るほど、切り口はきれいにしなければならないですが、とりあえず目立った段差やエッジが出た部分などを、ヤスリで軽く削っておきます。
はい、とりあえずボディカットの終了です。 レスポールと少しディテールが違っていることがお分かりでしょうか? 腰のくびれ部分からやや大きく広がっており、レスポールのようなスクエアな感じがありません。どちらかというと女性的なプロポーション?ですかね?
ネックとボディの基本部分がこれで揃いました。 さ、どんどん次に進みましょう。

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