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11/トラスロッド(その2)

トラスロッドの続きですね。
今までのロッドと違って、今回使用する新しいタイプのトラスロッドは
スペーサーなどを加工して組み込む
仕込む前の「前準備」が必要になってしまいました。
これでやっと溝を切って、ロッドを埋め込むことが出来そうです。

はい、これはセンターラインを出しているところ。
ギターを作るに当たって、このセンターライン出し・・・
というのは、もう必須項目ですね。
とにかくセンターが出ていないと、
どんな工程でも作業が進みません。

ルーターで、一気にロッド溝を掘りました。
ところで・・・・
ちらりと見えますかね?
この単独状態のネックは、このように立てていると
非常に不安定ですね。
この状態で、大きなルーターを使用すると、
ネックがグラグラ動いて、ルーター作業が非常にしづらいです。
そこで!・・・エンド部分に左右からカムクランプで挟み
そのクランプを、上下にワークテーブルに固定しています。
コレで、大きなルーターでグイッっと力を入れても
ネックは動きませんね。

で・・・溝が掘れたら・・・
ヘッド部分の加工ですね。
このように丸形のビットで
ちょっと深めに彫り込んでおきます。

エンド部分もルータービット形状の
アール形を修正して、直方体の形に成型・・・
地道でアナログな、大工さん仕事ですね。

と言うことで・・・・・
はい、無事トラスロッドも収まりました。

次はロッド溝の蓋ですね。
トラスロッド上面には、約1.5mmのマージンが
取ってありますので、センター材に使用した
ウォルナットの端材を使ってフタを作成します。

少しづつ削りながら・・・・
はい、無事収まりました。
ちなみに、現状のこのフタの厚みは3mm弱です。

ま、いつものエイやっ写真ですね。
当て木で押さえながら、
しっかりとフタを接着してしまいましょう!

接着完了の写真。
当て木にボンドがくっつかないように
クッキングシートを敷いております。

で、はみ出しているウォルナット材を
カンナで削っていきます。

はい、完了!
平滑面は、後で出しますので
現状は、この状態でOKです。

ついでにヘッド部分の耳も接着しておきましょう。
まず接着面の平滑を出します。

こんな感じに取り付くわけですね。
と・・・言うことで
いっきに接着しちゃいます。
ヘッドの耳も接着完了し、
ボディとの勘合をチェック!

エクステンション部分は、このようになるわけですね。
厚みのあるフルアコとは、随分と風景が違いますねえ・・・。
ちなみに・・・・ヒールブロックとエクステンションの
間の隙間には、トップボード(厚み約6mm)が
入ってくるわけですね。

最終的には、このトップボードの厚みと
ネックのテノン部分の双方をしっかりと
調整しなくてはいけませんが・・・
ま、現状は、コレでOKとします。

角度を変えた写真。
これは・・・・・・・・
あまり、意味ない写真だったな・・・

指板を置いて見たところ。
この位置に収まるわけですね。

で・・・
これは何をしているのか・・・と言うと
トップボードを接着する位置にクランプで固定し、
ネックの勘合部を仕上げているところですね。
この先、作業の工程として頻繁にネックを納めながら
チェックする事が多くなるので
今のうちに、この勘合部だけでも仕上げておきたいわけです。
はい。
出来上がりがコレ。


   


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