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16/ヘッドとネックシェイプ

このメイキングを書いている現時点(2012.12.27)では
すでに完成しているStork's Origin Archtop HIRO2モデル。
まだ・・・・ネック周りのメイキングになってます。
というのも・・・・・
来年2013.1月のNAMMショーモデルの最終追い込みで
かなり四苦八苦・・・。
土壇場での作業が続きまして、メイキングを書いている時間が取れませんでした。

本当なら、12月の28日(明日ですね)発送予定だったのですが・・・
いやあ〜・・・・明日発送は見送りました。
結局、いろいろ調整不足で、結局年明け早々の発送になりそうです。
む〜・・・疲れた・・・・



いつものボール盤によるプレスでの
フレット打ち込み作業。
ん?押し込みなのに・・・
打ち込み作業・・・とは?

12インチアールの真鍮製プレスジグ。

 

お約束のタイトボンドをフレット溝に塗り込んで・・・
特にフレットと指板が接着されることなど
期待はしていませんが、
いろんな意味で効果があると考えています。
たとえばフレットの溝が、タイトボンドの水分で膨張して、
より隙間なくフレットを咥えてくれる・・とか
フレットを打ち込んだとき、
タイトボンドがムニュとはみ出して
指板とフレットの密着度が確認出来る・・とか、
いろんな効果が期待できます。

打ち込み完了。
こんな感じですね。

フレット打ち込み後は
とりあえず大型ニッパーではみ出したフレットをカット。

フレットのカットした端を
おおざっぱにヤスリで磨いておきます。

次に・・・
フレット端を斜めにカットするヤスリ。
いろんな方のHPを観ていると
自作している方も結構多いのには驚きました。

このようにヤスリが斜めにセットされていて
譜えっと上を前後するだけで
フレットの左右エンド部分が、斜めに削れていくわけです。

次にフレット上面を均しておきましょう。
ところが・・・・
このフェレットトップ面に赤のマーカーを入れたあとの
写真が見つかりません。
ま、今までアップした私のメイキングには
結構、この作業は登場していますので
そちらを参照してください。

で・・・・・
作業は一気にインレイ作業に。
コレはヘッドに入れる「睡蓮」のデザインを
カットしたところですね。

そうです・・・、
以前MITANIさんのギターのヘッドに入れたものと
同じようなタイプ。
もちろん細部は細かく変えてあるので
同じものではありませんが・・・・。
写真の上に見える漢字や英文は、
NAMMショーに同時出品する、他の2本のギターの名前。
「楓(KAEDE)」と「葛(KAZURA)」ですね。

ヘッドにSTORKのインレイを埋める作業です。

はい・・・
出来上がりはこんな感じ。

STORKの文字を切り出した素材は、アワビのラミネート材。

「睡蓮」も、切り出したパーツをあらかじめ
瞬間接着剤で組み立てて、ひとつの素材として
埋め込むことになります。

はい、こんな感じに収まりました。
コレを30分硬化型のエポキシに、
黒の粉を混ぜて黒いエポキシを作り
たっぷりとインレイの凹型に流し込んで
切り出した貝素材を埋めていくわけですね。

で・・・・・
2日後。
80番、120番、240番、400番と徐々に
ペパーの番手を大きくしていき
ヘッド表面の平滑面を作って行きます。

これが400番までペーパーをかけたところ。

インレイ作業も終わったので
ペグ穴を今のうちに開けておきましょう。

はい、ヘッド周りの作業は終了しました。

と・・・言うことで
ネックですね。

作業は・・・出ている工具や写真のとおり。
ネック裏のアールは、いろんなギターを調べて
決定した、STORKオリジナルのシェイプです。
完全な「C」シェイプではなく
ちょっと「D」のにおいが入ってる「C」・・ですね。
ガンガン削っていくも・・・
なかなか到達点には至りません。
最初は、ガシガシと削れるのですが
希望の形状に近づくと、少し削ってはチェック、
の作業が続くため、なかなか作業がはかどりませんね。
気になるエッジ部分は、
こんな感じにスクレーパーも動員して・・・。
はい、なんとか形になりました。
ヘッド側からはこんな形。


   


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