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21/テールピース(その2)とブリッジ制作

テールピースにブリッジの制作。
まあ作業的には、とくに大きな問題はないのですが
どちらもエボニー(黒檀)仕様なので
手やワークテーブルなどなど・・・
手に取る工具から定規まで・・・
是〜ン部真っ黒になっちゃうのには、ちょっと閉口しました。


全体の形がほぼ完成したテールピース。
私の手はそれほど脂性・・ではないんですが
磨いた黒檀には、すぐに手の指紋が残ってしまいます。
で・・・
今のうちにワックスでコーティングをしておきましょう。
これは、家具用の蜜蝋ワックスですね。


布きれに少しワックスをすくい取って
ゴシゴシとこすりつけていくと、
すぐに鈍い光沢が出てきます。

はい、こんな感じ。
おっ?
真鍮板が収まる弦の通り道にあたる部分は
最終的にエポキシで接着するので
ワックスがつかないように
マスキングでガードしてありますね。

裏面のテールピース金具が取り付く
ビスの下穴を開けているところですね。

で、これは・・・・
先ほどの弦が収まる部分の真鍮板。
弦アース用のリード線を半田付けしているところですね。

で、このリード線は、
このように裏側にスルーしてくるわけです。

表から見ると、こんな感じね。

おつ?
きれいに収まりました。

で、そのリード線は、
このようにッテールピースの取り付け金具まで伸びて
最終的にボディの中まで入っていき
アースへ落としてやります。

で、このテールピース金具と弦の通り道部分の真鍮板。
このままにしておくと、経年によりサビや曇りが出てしまいますので、2つともコンパウンドでしっかり磨いた跡
金属プライマーを吹き付けて空気との接触を
遮断しておくことにします。
この金属用のプライマーは、私が1/43用に使用している
模型用なんですが、同様のものはホームセンターなどで
販売されていますよ。

とりあえずテールピースはこの時点でストップして、
(っていうか・・・いきなりブリッジ行程
の写真が出てきてしまったので・・・)
ブリッジの行程に進みましょう。
使用するのは、テールピースと同じエボニー(黒檀)。

Tune-O-Maticの現物ブリッジから採寸して・・・
ブリッジ材にマーキングしていきます。

これは、ブリッジ位置を探っているところですね。
628mmのミディアムスケールですね。

で、ブリッジ位置のアーチを採寸して・・・・

先ほどのブリッジ材に写し取っていくわけです。

それをバンドソーで切り出したものがコレ!

ま、ザックリですが
こんな感じにボディに乗っかるワケですね。
今回のブリッジは、従来制作していたような
左右に2本の足がついているブリッジではなく
このようにボディ全体にベタッと張り付いてしまうタイプの
ブリッジで制作していきます。
弦振動が無駄なく100%ボディに伝わる構造と言えますね。

ここで、ブリッジのスタッドボルトを取り付けて
ブリッジ金具とボディ位置の最終確認を
行っておきましょう。

いつものようにボルトをねじ込むときは
このようにダブるナットでボルトを締め込んでいきます。

どーかな?
いいようですね・・・。
で・・・・
左右のエンド部分は、このような形でカットします。
ほいっ!
左右を斜めアールにカットしただけですが
もう、コレでブリッジらしくなってきましたね。


   


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