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3/トップボードのアーチ成形



STORK'S ORIGIN ARCHTOP・・・。
実を言いいますと・・・・、
すでに現時点では、トップボード、バックボード、サイド、ネックのラミネート・・・まで
進んでおります。(2012.7.20現在)
まあ、いろんなメイキング写真が、どんどん溜まってきてるのですが
整理しながら・・と言うことになると、ホント収拾がつかなくて
なかなか進行具合とリンクさせてスムーズなアップが出来てない状況です。

 

トップボードのハンドカーブ行程です。
Wedge状態でブックマッチ接着してありますが
トップ部分は、アーチトップにおいて全く必要の無い箇所なので
ドンドン、カンナで削ってしまいました。

はい、ざっくりと不要なトップ部分を削り終えたら
センターラインをブックマッチの接着面に沿って
マーキングしておきます。
このセンターラインが、これから制作で進む行程の
すべての指針となるマーキングですね。。

じゃ、トップボードにギターのアウトラインを
マーキングしていきましょう。
まず、モールドをセンターラインに合わせ
トップボードの上に置きます。

この時点でギターのアウトラインは、
特に精度を要求されないので
、ま、比較的ざっくりとマーキングしておきます。

こんな感じですね。
で、このアウトラインの外側、約10mm弱くらいを
バンドソーで切り出します。

はい、バンドソーで切り出した所。

モールドをサイドかぶせて・・・・
・・・・???
一体何をチェックしてるんだろ?
自分でも、この写真は何のために撮ったのか
分からなくなってしまいました。

サイド材ですね、
3Aメイプル、厚み3mmです。

ん?これは・・・・?
厚み5mmのメイプル材ですね。
アコースティックギターのバック材用に購入したものです。
比較的、細かいトラ杢が入っている材ですね。
で・・・この材がバックボードになるのですが
そのアーチのカーブを作るのに
スチームベンディングという、河野としても新しい手法で
アーチトップを作って行く作業になります。
このスチームベンディングは、
別に写真をためてありますので、そのうち独立した
コンテンツとして紹介していこうと思います。

この材は、まだ接着をしておりません。
ブックマッチ面を作った段階です。
で・・・水で濡らしてみると・・・・
はい、きれいな細かいトラ杢が出てきてます。

さ、バンドソーで切り出したシトカスプルースのトップ材。
ハンドカーブの固定ジグ台にセットして
今からシャカシャカと削っていくことにします。
使用するカンナは、基本的に四方反りカンナ。

削りましょう!
ひたすら・・・・。

ま、以前とくらべるとあまり疲れはありません。
最近、ハンドカーブの制作が多いので
なんだか免疫状態になって来たようです。
ま・・・まだまだ・・ですね。
ただ、削っている材が
今まで作ったPRSモデルのような
杢がきついメイプル系じゃなく
比較的カンナの刃が入りやすいスプルースなので、
かなりラクチンに削っていけます。
ん〜・・・・・
とはいうものの・・・・・
なかなか進みませんねぇ・・・・。
自作したアーチトップのカーブ定規・・・。
これは、先ほど出てきたスチームベンディングとも
深ーい関係にあるカーブジグなんです。
これも後ほど、別のコンテンツでご紹介する事にします。
で、何度もジグをあてがいながら・・・
ずいぶんと削れましたね・・・。
この状態で、ほぼジグのカーブに沿った
アーチが出来ました。
そこそこ納得いくカーブが出来きたら、
つぎは、ランダムサンダーでのサンディングです。
ランダムサンダーに60番のペーパーを貼り付け・・・・・
一気にがぉ〜・・・・・・
スプルースですので、かなりガンガンと削れていきます。
調子に乗って削りすぎると、あっという間に規定寸法より
深く削られてしまうので、ここは慎重に・・かつ大胆に・・・。

も、飛び散る削り粉が・・・凄いですねえ。
ランダムサンダーは・・・。
ワークテーブルのあたり一面、コナコナ状態。
ほんと、ランダムサンダーの後は、掃除が大変。

で、なんとか表側のアーチが完成しました。
この表側アーチを基準として、
裏側アーチを作る事になるわけですね。

ボール盤にピンポイントのポール(なんて言うんだろ?)を立て
ドリルビットとポールの先端の寸法をきっちりと測ります。
とはいえ、余りにきっちりすぎても、ちょいと心配なので
約1mmくらいオーバー目にセッティングしました。
で・・・・・
穴開け作業の結果ですね。
よーするに、ボール盤のドリルビットで
約6mm強の幅にセットしたセンター部に
ズボズボと穴を開けた結果がコレです。
ここまで細かく穴を開けると、
後はノミなどでも簡単に削っていくことが出来ますね。
はい、がりがりとのみで削っていきます。
で・・・・・
最後の仕上げは・・カンナで。
各所の厚みを、シックネスゲージで計測しているところですね。
裏面に記入された、「その部分」の厚みを見ながら
ランダムサンダーを使って、
その部分の厚みをピンポイントで調整していくわけですね。

はい、こんな感じのアーチが完成しました。

縦方向は、こんな感じですね。


   


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