HOME
  Stork's Origin Archtop Contents NEXT


4/サイドベンディング



さ、ドンドン制作は進みます。・・・っていうか・・・
進んで・・・ます。
前回の、3/トップボードアーチ成形なんてのは
2ヶ月ほど前の制作行程でした。
じゃ!何でそんなに・・間があくのよっ!・・と
お怒りのご意見はごもっとも。
しかし・・私だって、温泉だって行きたいし、
涼しいところでかき氷を食べたいし、
富士サファリパークだって行きたいし・・・・?(んっ?)
とか・・の煩悩も沢山ありまして
なかなか、夜な夜な・・・PCの前に向かう事が
出来ないときだって・・あるじゃないですか・・!
・・・とか、枕詞みたいに言いながら・・・・
サイドベンディングの・・はじまり。



メイプルの4Aですね。
幅を4.8mmに切りそろえて、表・裏面を
120番〜220番〜400番で磨いているところです。
厚みの基準は、だいたい2.7〜8mmですね。
最終的には、2.5mmくらいまで磨き込む予定です。

つぎにベンディング(曲げる)位置を確認していきましょう。
このようにマスキングテープをモールドの側面に貼り付け
曲げるポイント位置にマーキングしていきます。
自分で、どの位置で曲げるか、
どの位置で力を入れるとか・・・を
このマスキングテープのマーキング時点で、
シュミレーションしておくと、後の作業がラクになりますね。

で・・・・
そのマスキングテープをサイド材に貼り付けたところ。
サイド材の上下は、すでにサンディングバーで
直線が出してあるので、直角出しのスコヤでマーキングしても
問題ありませんね。

はい。じゃ、ベンディングです。
私は以前より、このベンディング作業において
いつも私が使っている、このタイプのベンディングアイロンが良い・・と言ってきました。よーするに、問題は温度なんです。
ハロゲン球等とパイプ等のベンディングアイロンでも
もちろん問題はありません。・・・・・がっ
温度の持続・・が大丈夫か(+-200度前後維持・・)
まあ、私が使っているベンディングアイロンは、
ギター製作者ならポピュラーなタイプですが、
このくらいが最低条件の性能と言えますねえ。
結局、長い目で見ると、材料費+ハロゲン球(またはバーナー)の交換、温度管理等・・・・・自作は・・・
テクニックがある人ならOKですが・・
初心者では・・?と、いうのが結論です、
私の私見ですけど・・・。

ま、このように体重をかけながらモールドに密着させる・・・
という作業を、受け止めてくれるくらいの剛性が
ベンディングアイロンには、必要かもしれません。
・・・ところで・・・・・このベンディングアイロン。
「横」に使う人と「縦」に使う人に、大きく分かれますね。
ま、どっちでもいいんですが・・・・・
私の場合は・・・縦に慣れてますので
このように縦にベンディングアイロンを固定して
作業をしております。

私はいつも、難関のカッタウエイ側から・・・
曲げ作業を始めます。
ここが上手く出来れば、残りのサイド部分は雑作もありませんので、気分的にもぐっと楽になりますね。
・・・ん〜・・・苦しいことは最初にすませて・・・的な
性格なんでしょうね・・私の場合・・・・・。

ま、と言うことで・・・・
カッタウエイ側が上手く曲がれば
もう片方のサイド側は、雑作もありません。
先ほどと同様にマスキングテープで
ベンディング位置をマーキングして・・・・。

おっ?
もう片方のサイド側を曲げる時、
気をつけなければいけないのが、このエンド部分の直角。
ここは慎重に直角出しをしておきましょう。

直角出しをしたエンド部分に
先ほどのベンディング位置を示すマスキングテープを貼り
コレで「曲げ」の準備は完了。

おっと・・・・・
スコヤで直角線なんかも引いてますね。
実は、この直角線は、わりかし重要です・・・。
ベンディング作業は、上からとか、斜めからとかの
目線で見ながら曲げていくのですが、
時として、サイド材に対して直角に曲げていないような
姿勢で作業することもあります。
そうしたときに、このような直角マーキングは
きちんと直角に曲げられる「指針」となるので
やはり・・・無いよりあった方が・・・いいですね。

じゃ、曲げていきましょう。
プシュップシュッ・・と、水を霧吹きして
サイド材を濡らしておきます。
(注:私は水槽に材をドボンとつけるようなことは一切しません。このように、その都度、曲げたい材の「その部分」に
霧吹きで水を拭きかけ湿らせれば、十分にベンディングが可能です)

と・・・言うことで・・・
いいですね。

さらに、最終的な「詰め」として
モールドに固定しながら、微妙な部分をモールドごと
一緒にベンディングしていきます。
ま、こんな感じですね。
アップで見ると・・・・

おっ?
早速ヒールのブロックのマーキングが・・・。

このギターの場合ちょっと大きめですが、
ブロックはこの大きさのサイズにしました。
理由としては、サイド材の天地幅が50mm位なので
一般的なダブテイル的なジョイントでは
ちょっと強度が心配・・・・と言うのが最大の要因。
で、レスポールのようなセットネックのジョイント方法で
強度を高める・・という・・・魂胆の結果です。

こんな感じでブロックが取り付くわけですね。
で・・・
ブロックの加工等は・・・次ページで・・・。

   


HOME  Stork's Origin Archtop contents


Copyright(c) Takashi Kono. All rights reserved.