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7/ネック&パラレルブレース

このページではネックのラミネートとブレースのセットアップを行って行きます。
ネックのラミネートは、私が作るギターでは毎度おなじみですね。
材の組み合わせにより、強度的にも優れていると私は考えてます。
また、ストークのような小規模な工房では
逆にラミネートネックの方が作業性がよいのですね。
むしろCNCや大型工具があれば加工が容易な
1ピースネックの方が精度を出すのが大変です。



左右にメイプル、センターにウォルナット
そしてウォルナットの左右には、
2種類のブラウン系のカラー材を使い
アクセントにしていこうと思います。

材料はこんな感じ。

これはネックの後ろ側、エクステンション部分ですね。

こんな感じに組み合わさるわけですね。

で、ネックも・・・・・・
バンドソーでカットした後は、断面にペーパーをかけて
切ったときに出来る「ケバ」を落としときます。
また接着面は、出来るだけきめ細かくして
接着力をより高めたいので
220番でしっかりと磨いておきます。

はい、1枚1枚にボンドを塗って
最初は、各パーツがずれないように
軽くクランピングしておきます。
いきなりクランプで締め込むと
動いちゃうんですよね、パーツが・・・。
で、その状態で・・・ずれたら修正しつつ
・・・・10分くらいかな?

ある程度、硬化が進んだらここで本格的にクランプします。
こんな感じですね。
で、ネックはこの状態で1日放置しておきます。

その間に、ネックのポケット部分を加工しておきます。
このギターは、サイドの厚みが45mmなので
(この45mmにトップとバックの板厚が加わりますので
実質は55mm強になりますが・・・)
一般的なダブテイル等の継ぎではちょっと不安です。
そこでレスポール等でも同じみのジョイント形式で
ネックを仕込むことにします。

ルーターで削り込んだ所ですね。
最前面部分は残した状態で、このルーター作業は終了。
モールドが壊れちゃうからね・・・。

で、ノコやノミを使い仕上げをしていきます。

こんな感じに終了!

つぎはブレースの作業ですね。
ピックアップは、埋め込みタイプになりますので
パラレルブレースに加工していきます。

ざっくりと切り出したスプルースのブレース材に
アーチ面をマーキングしているところですね。
マーキング終了。
改めて見ると、内側のアールはこんなになってるンですねえ・・
自分で削っといてなんなんですが・・・。
マーキングラインに沿ってバンドソーで切り出したあと、
80番のペーパーをアーチ面に敷いて・・・
ひたすらゴシゴシ・・・していきます。

Fホールの先っぽアタリが・・・もう少しかな?

なんせ、ブレースが接着される面は
このように3次元のアール形状になっているので
ホホイノホイ・・とは、削れないのですよ。

もう、ひたすらゴシゴシしていくしないですね。

む〜。
手前部分は、まだ全然・・・ダメですね。

何とか接着面の加工も終了。
いやあ、随分時間がかかりました。
その後、各面にペーパーをかけて接着前の作業は終了。

じゃ、ブレースを接着していきましょう。
グイグイ・・・とクランプして・・・。
はみ出た接着剤は、きれいにしておきましょう。
この後、濡れペーパータオルで
しっかりと拭き取っておきます。
この状態で1日放置・・・。
ま、タイトボンドなら半日程度で十分ですが
この間に、いろんな作業したりしてますので
だいたい次の日まで・・この状態ですね。
で、次の日です。
クランプをはずしていきます。
この後、ブレース自体にも
もう一度ペーパーを欠けて・・・
さらにエッジ部分を削り込んで・・・・
パラレルブレースの完成ですね。

   


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