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9/コンター&指板インレイ

次はコンターの制作です。
いつものように、
ノコでコンター部分に切れ目を入れて・・・

ザックリとノミで削り取っていきます。

ある程度削り取れたら、ガシガシと削っていきます。
コレがかなり重労働。
材料も堅いブビンガだしね・・・。

このくらい削り取りました。

で、エルボーコンターも・・というご希望なので
削っていくわけですが、
トップボードの厚みが6mmしかないので
この厚み分までしか削る事ができません。

ま、それでもこれくらいのエルボーコンターが出来ました。
トップボードは、あと1mmくらいしか残っていません。

コンター作業がおわったら、
次は指板のポジションインレイですね。
とはいっても、このベースには、
12F位置にしかポジションが入りません。
しかもインレイ材に使うのは、オーナー指定の
Luminlayという蓄光ポジションインレイを使用します。
http://www.luminlay.com/indexjp.html
紫外線を数秒照射すると、かなり明るく光ります。
専用の紫外線ライトチャージャーも、販売されています。

Luminiayは、ドットのポジションや
この写真のような板状のものが用意されています。
今回はは、オーナーのオリジナルデザインを
12Fに入れたいとのご要望なんです。
かなり凝ったデザインですねえ!

非常にデザインが細かいので、こうした貫通させなきゃいけない所は、かなり苦労しました。
さらに糸鋸の刃が通らないところは
こうしてエングレービング(彫版)していきます。
ちなみに、このピンバイスの針は、0.6mmです。

このようにエングレーバーで彫っていくわけですね。

貫通部分を切り出しているところです。

いやあ・・・このLuminlayは、
基本、アクリルですので糸鋸の刃に粉がまとわりついて
切り出しにくかったですね。
少し切り出しては、削粉を掃除して・・の繰り返しで。

はい、なんとか切り出しも完了。
この写真は、細かいパーツを置いて見た所。
もちろん、この状態で埋め込む事は出来ませんので
各パーツを接着していきます。

接着面積は、ものすごく小さいので
ちょっと苦労しました。
製図紙を下に敷いて、
出来るだけ製図と同じ位置になるように、
各パーツを接着していきます。

じゃ、埋め込む箇所を彫っていきましょう。

はい、終わりました・・・って、
この写真のように、あっという間に終われば嬉しいんですが・・・。

エポキシに混合する色を調合しているところです。
粉を混ぜた状態では、いい色なんですが
エポキシに混ぜ込むと、どうしても色が変わってしまいます。結局、近似値の色で落ち着きました。

はい、エポキシで埋め込んだところですね。

翌日です。
指板の曲率は、6弦ベースなのであまりきつい曲率だと
逆にプレイアビリティが悪くなってしまいます。
今回は、かなりフラット面となる950mmアールで
指板表面を削っていきます。

最初は80番ですね。
ガシガシと・・・・
この指板材、パープルハートと言いますが
このように切ったり削ったりした時は、
茶色になってしまうのです。
しかし時間の経過とともに、元の紫に戻っていくんですね。

パープルハートは、私も初めて使った材なので
最初、削った時は、びっくりしました。
あれ〜!削ると紫じゃなくなっちゃった!
どーするべ〜・・・と、
ところが翌日見ると、ちゃんと紫に戻っているではありませんか・・・・ほんと、驚く材です。
削るのにちょっと疲れたら
気分転換に、フレットをまたいでいるインレイを
カットしておきましょうか。
こんな感じになるワケですね。
さ、またまた残りの削りに戻るぞ!!


 


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