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前編/ネックジグ・ベース作り

ネックジグは、ホームセンターとの戦いでもありました!
より効率的に・・・しかも安価で・・・・
何をどう調達すれば良いのか・・・・・
ホームセンターへの現地リサーチは、結局3回ほど行ってきました。

ネックジグ・・・。
最初は、必要な素材・材料関連です。
まずベースとなる角材。
これは手持ちの材を使用しました。
赤松の集成材で、90x30x120というもの・・・。
で、新たに購入した12mm厚のシナベニア。
これが、いわゆる「土台」になるわけですね。
いろいろ買い込んできたパーツ類。
左に見えるのが、ラチェットタイプの「荷締機」。
ラバークリップタイプ、ベルトは4.5m・・・が2組み。
・・・で、1,350円・・・安いなあ・・・・
コレがラチェット部分ですね。
よーするに、ここにベルトを通してガチャガチャやれば
自然とベルトが締まっていく・・と言うモノです。

こんなプラスチックのケースに入っておりました。
しかし、コレで1,350円なんて・・・・
いったい原価はいくらなんだろう?
採算、合うのかしら?・・・・
なんて、余計な心配までしてしまいます。
・・・が!
実は、この荷締機・・・は使用却下になってしまったのです。

はい、ホームセンター好きな方なら、見慣れた光景ですね。
あーでもない、こーでもない、
ひょっとしてコレは必要かも?
あ、これも買っておいた方が良いかもしれない・・・
だって、たかだか100円そこそこのパーツに
また買いに来るのも面倒だからね・・・・
な〜んて、ひたすら自分への言い訳を発しつつ
結局、あ
れもこれも・・・・買い込んでしまった・・・の図。
(ま、今回は、一応、数量やサイズなど、かなり緻密に
算出して、ムダのないように買ってきましたが・・・・・
でも、やっぱり最終的には、買ったパーツ、余ったモノがありました
・・・とほほ。)

えーと、これはベースを支える足になるパーツですね。
頭部分は、10度の首振り可能なモノです。
で、丸いナット・・・みたいなモノは、
ベース材に埋め込んで使用するアジャストナットです。
いずれもM10サイズで購入。
これは、簡単にボルトをノブタイプに変換できるパーツです。
チェンジノブ・・・なんて、イージーな名称ですね。
これはM6ボルト用です。

使い方はこんな感じ。
プラスチックのノブにボルトを通し、
紫色のキャップを閉め込むだけ・・の簡単さ。
で、この写真のボルトの先にくっついているのが
エンザード・・・というパーツ。
よーするに、このパーツを木材に埋め込むと
M6のボルトの受けナットが、木材のなかに出来る・・・
と言うモノです。

はい、ノブにボルトを通したところ。
こんな感じになるわけですね。

で、エンザード。
これはアイナット・・という名前だそうです。
ようするにM6ボルトを、この アイナットの下部に
グルグルと締め込んでいけるモノですね。
このパーツが、単品でいちばん高かったなあ ・・・・
たしか680円くらいだったと・・・・・・
さ、いよいよ組立ですね。
今回は、製図が無いのですよ・・・。
すべてカンと雰囲気で勝負しております。
従って、ネックを支えるボルトやダイアルゲージの位置も
その場の現物あわせ。
とは言っても、いろんなタイプのギターに使えるジグじゃなきゃ
意味がないので、このように、あらゆるタイプのネックのサイズを
計測し、支えボルトの位置を決定していきます。

支えボルトを固定する、小さなボルト部分ですね。
写真では50mmのボルトを使用していますが、
コレは長すぎましたね。
最終的には35mmのボルトを使いました。
で、結局、50mmのM6ボルトは、余ってしまいました。

さらにベースとなる角材も、エンザードを埋め込むには
寸法足らず。
ありゃ〜・・・・これは左右に薄い材を貼り合わせて
厚みを増やさないといけませんね・・・・

 

ん〜・・・・・
意味のない写真です。
あーでも、こーでも・・・と
製図も無く 、試行錯誤しながの状況で作業してたモノですから
もう、なにを説明するのか分からなくなって
とにかく写真を・・・状態でありました。
おっ?わかりやすい写真。
バンドソーでベースの角材に、シナベニアが乗っかる
部分を切り欠いているところですね。

あ・・・違うか・・・・
これはボルトを差し込む穴をボール盤で開けているところですね。
シナベニアが乗っかる切り欠きは、
すでに作業済み・・・の工程でした。
で、ベース部分のシナベニアが乗っかったところ。

つぎにダイアルゲージを取り付ける部分を
ザグって行きます。
本家のStewmacジグでも、やはりザグってあるのですが
作業し始めてやっとその理由が分かりました。
よーするに、ダイアルゲージのスピンドル(測定子)部分が
上から押されると、下に引っ込んで出っ張るんですね。
で、そのためのスペースを確保しなくちゃいけないんですね。
ま、当たり前と言えばアタリマエ。
でも、これは今回のように、各パーツの現物を
目の前にして、動作を確認してみて始めて分かることです。
やっぱり「自作する」ということは、
いろんな発見があるモノですねえ。

で、ザグリ部分をノミでキレイにしたあと、
エンザードを埋め込んでいきます。
埋め込みには、このような専用工具が販売されていました。
このM6ネジ用の専用工具は、たしか1000円弱・・・
だったような気がします。
使い方は、至極簡単。
エンザード用の8mm穴をエンザードの深さまで開けて・・・

このようにエンザードを専用工具に取り付けてから
(あ、専用工具の先は、M6ビスのネジが切ってあるので、
クルクル、回して取り付けるだけ

で、底までぎゅっとエンザードを締め込んだら
このように専用工具のナットをスパナなどで固定して
(この写真ではウォータープライヤーでやってますが・・・)
専用工具を緩めていきます。
すると、2つ上の写真の左端に見えますが
木材の中に、しっかりとエンザードが埋め込まれるわけですね。

このダイアルゲージを固定するボルトも
いろいろ悩みましたが・・・・・
結局、通常の長いボルト(120mm)では
高さが足りないことが判明し、
頭がないネジだけのボルト(なんて言う名前なのか?)を
すこしカットして使用することにします。

ギターをセットし、ネックの曲りを出した後
下から ネックを支える金属棒(なんて言う名前か分かりませんが・・・
も、コレばっかりですね)も、同様にステンレスの
頭なしボルトを使用することにします。
本当は、アルミ棒などでもよかったのですが
先っぽに付ける(ネックに接触する部分 )
ゴム・またはプラスチック材が見つからなかったため
ま、仕方なく・・・・・
機能的にはネジのスレッドがあってもとくに問題はないので
それと、M6ピッチのプラスチック製袋ナットを
見つけたので、コレが活かせるかな?と思い
このボルトタイプを採用しました。

これがそのプラスチック製袋ナットです。
コレを先ほどのボルトに、クルクル取り付けてやれば
コレはコレでOKですね。
と言うことで・・・・
ボール盤で開けた穴に、いろんなボルトを納めたところです。
前方の ノブが付いたネジは、
先っぽに荷ベルトを取り付けて、ネックのヘッド部分を
下側に引っ張ってやるためのモノです。
このノブを締め込んでいくと、ネックヘッドが
グイグイと下に下がってくるんですね。
横から見るとこんな感じね。
ネックを仮置きして、各パーツの収まりを確認しているところです。
つぎは、ネックを固定する棒を、その固定する位置に
保持させるため、サイドからノブ付のビスで締め込むのですが
この時も、前述のエンザードを使用します。
しかし、このベース材の幅では、エンザードが収まりきらないため
(ようするに幅が狭すぎて・・・)左右に9mmの板を
貼り付けることにしました。
えーとこの写真は、タイトボンドを塗り込んでいるところですね。
じつはこのヘラ、透明フィラーを塗り込むために
購入したシリコンヘラ・・という商品です。
価格も見えますね・・・・270円。
これがまた、なかなか良いのですよ。
タイトボンドのようなものでも、すぐにペーパータオルなどで
さっと拭けば、付着したボンドもキレイに拭き取れます。
もちろん透明フィラーだって、全然問題なし。
なんせシリコン素材なので・・・・

いやあ、長いメイキングですね。
コレで前半は終わり。
次は後半戦! 



 


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