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2/トップ&バックのブックマッチ



モールドも出来ましたので、
トップ材とバック材のブックマッチ接着作業に進みましょうか。まずは、ドラムサンダーで規定厚の近似値まで厚みを調整します。このレッドシダー、最初の厚みは写真の通り4.5mmありました。

杢が詰まってなかなか良い材です。

ドラムサンダーで規定値を目標に削っているところ。

何度もドラムサンダーを通して、やっと規定値の厚みになりました。厳密に言うと規定値は、あと、コンマ1mm強、薄いのですが・・・。

バック材ですね。
コレもトップ材と同様に、
規定値にサンディングしていきます。

はい、2.6mmまで削り込みました。

では、ブックマッチ接着の開始です。
まずは、接着面を整えることにします。
現状では、ガコガコですからね。

最初は、カンナでとりあえずの直線出しをします。
つぎにパーフェクトな直角が出ている
木製の直角ジグで接着面を均していきます。

何度も微調整を繰り返し、
なんとかブックマッチ面が出来ました。

ということで・・・接着していきましょう。
ワークテーブルに必要な工具・材料類を揃えて、
まずは、1回、クランピングのシュミレーションを。

さ、ブックマッチ接着です。
この状態で、24時間放置しました。

はい、翌日の写真。

ブックマッチしたトップ材の、木取りの美味しい箇所を探します。
つぎに板の厚みを調整します。
シックネスキャリパーで(材の厚みを計測する道具ですね)トップボードの厚みを確認しています。
部分的に厚みがあるところは、
このようにスクレーパーで、規定値に近づけます。
厚み調整が終わったら、ギターのカタチにラフカットします。この写真は何をしているのか・・・というと、カットラインぎりぎりの位置を裏側にも反映させるため、カット位置をプッシュピンで裏側にマーキングしている所です。
ということで、アウトラインをマーキングし、
バンドソーで周囲3mmほど外をラフカットしました。
さきほどラフカットしたトップ材の
板目部分を切り出した所。
これがバック材のセンターに接着する割れ止めになります。
で、これはサウンドホールの裏側に貼り込む補強材です。
もちろんトップ材と共材になります。コレをブックマッチします。
まずブック待ち接着面のストレートラインを出します。
つぎに直角サンディングジグで、
接着断面を磨いて出来上がったのがこれ!
先ほどのサウンドホール裏側の補強材。
もちろんボディの縦方向の柾目に対して、
直角の木目で使用します。
補強材のブックマッチですね。
最初に片方の材を固定しておき、
もう一枚を、くさびと一緒にセットしておきます。
で、接着したら、最終的にこの写真のくさびを
コンコンとトンカチで叩いて
ブックマッチの材を密着させるわけですね。
さ、つぎは・・バック材。
ホンジュラスローズウッドです。
トップ材と同様の行程を経て、
ブックマッチ面が完成。
で、ここで悩みました。
センターストリップ材を入れるか・・・どうか?
入れるとしたら、バインディングにも使用する
深い赤(・・が、目標)となるバインディング材を
入れるか?

結局、なんども試行錯誤した結果
センターストリップ材はやめました。
なんだか、チープな感じに見えてしまいましたので・・・
すでに完成した竹中俊二プロのギターも
センターは何も入れませんでした。
結局、木目の綺麗さですべては解決される・・・・
ということなんでしょうか。

バック材も、ブックマッチ接着の準備です。
これは、10分経過後・・・
相変わらずキッチンタイマーを使っています。
10分後、 はみ出たボンドをスクレーパーで
こそいでいるところ。

はい、本クランプの写真!
この状態で24時間放置・・です!



 



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