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3/トップボード平面出し&ネック制作

 

トップボードのブックマッチ接着が終わったら、
各材の平面出しを行います。
使用するのは、ドラムサンダーですね。
まずはトップのアンダー部分を基準に
トップ部分(上ですね)を削っていきます。

トップ部分が、ある程度平らになったら
次は裏返して、トップボードの下側(サイド材に接着する面)を
平らにしていきます。
もちろん、このときもボード自体の厚みチェックは忘れずに・・・。
ボディの指定厚み20mmから薄くならないように・・・。
出来れば、このドラムサンダーでは、
21〜22mmの厚さで収まればベストですね。

これはフラットトップのルッツスプースを、
サンディングしているところ。

シックネスゲージで厚みをチェックします。
とりあえず、この段階では2.6〜7mmの厚みに押さえておきましょう。
このあと、ガンガンとサンディングしますからね・・・・
削りのマージンは、しっかりと残しておかなくちゃあなりません。

はい、ボディトップはある程度メドが付いた段階で・・・・
ネックの制作に進みましょう。
まずは、ネック製図より5mm以上大きめに切り出したネック材。
この大きめに切り出したネック材が型紙となって
他の材を切り出して行くわけです。
この写真は、ネックの両端サイド材と、
センター材の間に入る黒のライン部分をカットしているところですね。

はい、着々とネックのパーツが出来ていきます。
なんせ、3本分、同時進行ですからね・・・・
そりゃあ、手間も時間もかかりますよ。

はい、このようにカットが終わりました。
キューバンマホガニー・・・・・
いいですねえ!
軽くて、密度が濃くて、しっかりしてて・・・
もう、ネックから音が、しっかり響いてくるイメージが伝わって来ます。

このように、3本同時の進行は、ホント大変!
(今、どの行程を進んでいるのか、ワケわかんなくなるときがありますねえ)

もう、ドンドン接着していきましょう。
とりあえず3ピース分の材の接着行程を進めています。

こんな感じに、マホガニーの間に黒いラインが入るワケなんですね。

で、これは仮クランプの風景。
(7分目くらいのチカラで締め込んでいる風景です)
・・・と、、いうのも・・・最初から、グイッ!とクランプすると、
接着剤がズリズリと動いて狙った接着位置の精度が出ないので
このように2段階に分けて接着の行程を進めているわけです。

上の写真の状態で10分!
はみ出た接着剤が、ニュルニュル・・・と、取れていきます。

タイトボンドは、このように約10分ほどで硬化し始めますが、
はみ出たボンドをこそげ取るのは、まさにこのタイミング。
ノミなどで、はみ出たボンド部分をクイクイとこそげれば
綺麗にはみ出たボンドが取れていきます。

で、そのあとに・・・・・・・
本クランプです。
金属製のFクランプを使用して、これでもか・・くらいに
しっかりとクランプします。
この状態で約半日・・・・
(このときは、翌日まで放置していましたが・・・)

おっと、エクステンション(継ぎ手)部分も忘れずに接着・・・
この状態でクランプしたい所ですが、
今の状態だと、クランプすれば、間違いなくズレますので
このまま、手で2〜3分押さえておりました。
で・・・・
はみ出た接着剤を、そこそこ取り去ったあとは
Fクランプでの本クランプで、しっかりと圧着させます。
翌日です。
かんな盤で平滑面を作っているところですね。
はい、こんな感じですね・・・。
写真のネック左側部分は、まだ削り切れていないので
このように、元の地色が出ています。
ここから、ゆっくりと指板接着面を削り込んで行きます。
指板接着面が、ある程度平滑が出た時点で、
ネックの正しいシェイプを、バンドソーで切り出して行きます。
はい、このようにネックの直角位置が崩れないように
直角が出ている木片をネックに固定して
カットラインギリギリをカットしていきます。
このときばかりは、かなり慎重にカットを進めています、
カットしているところの全体像は・・・・こんな感じ。
ネックのギリギリシェイプまで・・・・、
やっと、3本のネックが出来ました。
おっと、エクステンション(継ぎ手)も忘れずに・・・・カット!
小さいパーツなので、慎重に・ゆっくりとカットして行きます。
やあやあ・・・・
出来ました。
3本のネック!
メイキング写真では、あっという間の展開ですが、
実際には4日〜1週間以上かけての作業をメイキングしています。


 


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