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18/最終調整

さ、いよいよ最後の調整段階に入りました。

ノブは、オーナーが自作されるということですが
とりあえず、納品時は、手持ちのエボニーのノブを装着する事にします。
しかしながら、実はこのアレサンドロのポット、
軸がインチサイズなので、私の手持ちの木製のノブが収まりません。

ポットの軸計は6.34mm。
しかし、ノブの内径は・・・・5.85mm。

・・・ということで
1/4インチサイズのドリルビットで
ノブの穴径を広げることにします。

このようにクランプでノブをしっかりと固定して・・・

ゆっくりと穴を広げます。

はい、バッチリ!

メンテナンスポケットのフタも完了。

やあやあ・・・なんとかハードウエア類は
すべて収まりました。

ストラップピンですね。
これは、ERNIE BALLのロックタイプのストラップピン。


 

む〜ん・・・・
けっこうゴツいですね・・・。
ま、オーナー希望なので・・・。

じゃ、ヘッド周りの仕上げを・・・。
トラスロッドカバーを作って行きますが、
その前に、ナットをはめ込んで・・・・

縞黒檀でロッドカバーを作って行きます。
厚みが約2.5mmの材に、製図をして・・・

 

ザックリと糸鋸でカット。

ヤスリやペーパーでカタチを整え、
最終的に1200番で磨きました。

仕上げは、カルナバのワックス。
そうです、あの家具などのつや出し用のワックスですね。

塗った直後は、このような鈍い艶が出ますが
時間が経つとこのような艶はなくなり、
しっとりとした状態に変化します。

はい、こんな感じですね。

次にナット加工です。
まずは、半割れ鉛筆でフレット位置と、プラス1mmのラインをナットの背面にマーキングします。
このように、厚みが約1mmのミニスケールを
半割れ鉛筆の下に敷いてマーキングすれば
自動的にフレットから1mm高い位置に
マーキング出来るわけですね。

マーキングラインを目指してベルトサンダーで削ります・・・が、あっという間に削れてしまうので、
本当にチョイチョイ・・と、サンディング面に当てるだけですね。

ある程度規定値のサイズに削れたら、薄刃ノコで各フレット位置をマーキング。

その後、弦に合わせたフレットヤスリでフレット溝を切っていきます。ちなみに、今回の弦は、DRのPureBlues・.011のセット。
いや、なかなかいいですよ、この弦は。
最後に試奏した感じでは、ボリューム感がありサスティンも気持ち良く出ていました。

ということで・・・・1200番で仕上げて、ナットも完成。
先ほど作ったロッドカバーを、
弦春前に取り付けておきます。

ということで、弦も張り終えました。

続いて、弦高をチェック。
オーナーの指定は、1Fで2mm、12Fで2.3mmくらいと
かなり高めですね。ま、スライドで演奏される方なので
この位は当然なのでしょう。

弦高やオクターブの調整は、ココですべて行います。
BABICZ ( バビッツ )のtune-Oタイプは、すべてこの方式です。私はこのBABICZを、初めて装着したのですが・・・これはスゴイですね。
ほんと、かなり微細に調整することが出来ます。

文字ではなかなか説明が難しいのですが・・・
サドル位置が上下・前後と、非常に細かく調整可能です。
最初は、ちょっと戸惑いましたが、慣れればこれはグッド!
ちなみに、調整のための、このようなインストが入っておりました。
これはオクターブを調整しているところですね。
はい、ヘッド完成。
こんな感じですね。
完成写真と同じようですが、
ま、いつもの儀式ですので、次のページで完成写真を。
 
 


 


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