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【2009.4.20記】

前回のMyself更新から、およそ1年以上経ってしまいました。
え・・・・その後・・・Nゲージはどーなってるかって?
む〜ん、難しい質問です。(いやいや、別に難しくはないけどさ〜・・・)
なははは・・・じつは、あの状態で(レイアウト状態で)止まっています。
・・・と、いうのも・・・・
忙しいから・・・・。
よーするにやりたいことが、多すぎるんですよ、まったく。
(ここでの「まったく」は、自嘲気味に・・・)

ま、いいじゃないですか、ここは好きなことをすきな「時」にやる・・・
という主旨なんですから・・・(って、説得力の無い、いいわけですね)

ま、そんな紆余曲折も(いや、してないってば・・・ぜんぜん)おかまいなく
こんどのお話は、「壊れてしまったピナレロをなおすぞ〜」というお題です。
じつは、昨年、くみ上げたピナレロのロードが
チェーン切れにあい、その勢いでリアのディレーラーもいってしまいました。
ま、それだけなら部品交換ですんだ話なのですが・・・・
じつは、ここからが深刻なお話。

友人がこのピナレロでスタートした時、チェーン切れでディレーラーもろとも
吹っ飛びまして、シートステーに激突。
かなりの衝撃がシートステーにきまして、
カーボンのシートステーは、かなりのダメージを受けてしまいました。
素人では、カーボン修理は無理・・・とよく聞きますが
そこは「もったいない」精神で、なんとか蘇らせたい・・・・
という奮闘記でございます。


いろいろフレームのサイトとか・・・研究して
見つけました。
カーボン接着用のエポキシ接着剤。
しっかし、これがまた、高いのねえ値段が・・・。


はい、ワークテーブルにのっているのは
L-5でもレスポールでもありません。
2006年のピナレロ・ガリレオです。

ここ・・・なんですねえ・・・。
指でこの破損した部分を押してみると・・・
若干、ブカブカ・・・してる。
これは完全に内部まで「割れ」がいっちゃってますね。
で、何とか復活させたい!
幸い、チェーンステーではなく
シートステーなので、走るときの負担も
若干少ないだろう(シロート考え)と思い、
この部分なら、補修してもいけるか!・・・と
考えたのでした。

使用するのは、東急ハンズで捜してきた
カーボンクロスを接着するためのエポキシ接着剤。
ブレニー技研というメーカーの
「FRPエポキシ樹脂」GM-6800という商品です。
いろいろ調べた結果、
かなり優れたエポキシ樹脂のようですね、これは。

カーボンクロスを使って、ラジコンの
カーボンマフラーやカーボンプロペラを作ったり
はては、クルマの(もちろん1/1の) オープンボディの
屋根をカーボンで修復したり・・・
などなど、多方面で活用されている樹脂のようです。

で、先ほどのシートステーを補修していきます。
まずは400番のペーパーでしっかりと表面を滑らかにし・・・
(このペーパー磨きの後、アセトンで油分を
完全に除去しました。)

カーボンクロスをカットしていきます。
こうしてみると、ただの合成繊維・・・の布きれ・・・
なんですがねえ・・・・。
はさみで簡単にチョキチョキ切れます。
カーボンクロス・・・というと、
もっとジャキジャキした 、腰がある「手応え」を想像していたのですが、いわゆるただの「ビニール」ぽい
素材のようにはさみで切れてしまいました。

ところが、これ!
切ったエッジ部分から、ボロボロと編み目が崩れ
どんどん繊維がほぐれてきます。
これはちょっと、取り扱いを慎重に・・・
という感じですねえ・・・

このエポキシ樹脂GM-6800は
主剤と硬化剤の2液性です。
10:3(主剤:硬化剤)の割合で正確に調合しなければいけません。
ま、ウレタンラッカー系のような感じですね。
いつもギター製作に使っているエポキシ接着剤も
2液性ですが、あれは1:1の配合ですので
配合に関しては、ちょっと神経を使うところですね。
でも、この GM-6800のパッケージには
確実に配合できる計量カップも付属していたので
あまり神経質にならずに調合できました。

写真にはないのですが、カーボンシートを
しっかりしたボール紙などに、マスキングテープで
四隅を固定し、上の写真のヘラで均等に
カーボンシートに塗布していきます。
で、塗布されたカーボンシートを
この写真のように、ダメージを受けた部分に
巻き付けていくわけですね。
私の場合、GM-6800を塗布したカーボンシートを
2枚巻き付けました。
いわゆる2重巻にしたわけです。
ほんとは出来るだけデコボコにしたくないので
1重巻・・・が、見た目には理想なんですが・・・
ここは耐久性を重視して・・・2重巻。
この写真では、樹脂がたっぷりとカーボンクロスに
浸透しているので、メタボ状態のように
見えてしまいますが・・・
樹脂をしっかり均等にしてやれば大丈夫かと・・・

この写真は、2重に巻き付けたあとのシートステー。
このようにカーボンの模様がはっきりと出ています。
ここに、ポリエチレンシート(スーパーのポリ袋を
広げたモノ)をうえから巻き付けていきます。

で、ポリシートを巻き付けたら
指の先で、しっかりとしごきながら
エポキシ樹脂を均等にならしていくわけです。
ここら辺の、さじ加減が・・・・どーにもわからない。
従って、ほとんど「カン」で作業している始末です。
ポリシートをしっかり巻き付けて
一息ついたところですね。
ほんとは、ここに来るまでに
いろいろ紆余曲折があったのですが、
もうぜんぜん余裕なし・・・・。
必死になって作業してたので
写真も作業内容も、ほとんど「ナシ」です。
で、最後にマスキングテープを力を込めながら
しっかりと巻いていきます。
このシートステー部分は、単純な円とか楕円ではなく
微妙な形で成形されているので(凹凸がはっきり)
マスキングテープを単純に巻くだけでは
完全にフレームの形に添わないのですが・・・・
ま、仕方ありません。
強度第一・・・と言うことで
細かい「見た目」の問題は、諦めることにします。
本来、このGM-6800は、ある程度の高温状態で
硬化を促進させると強度が出るようなのですが
さすがに長時間、高温で暖め続けるすべもないため
せめても・・・と言うことで
この白熱灯で2時間ほど照らしておりました。
硬化時間は、常温で10〜12時間以上とされていますので
ま、丸1日くらい放置しておいて良いでしょう。
これはカーボンクロスの繊維をほぐしたところです。
ほんとに細かい!
髪の毛・・・なんてもんじゃありません。
非常に細い繊維が、絡み合ってこのカーボンクロスを成型しているのですね・・・

端切れ・・・というか、ほつれた部分・・・は
こんなに沢山。
ま、この後、何に使えるのか・・というのは、
まったく分かりませんので、
この写真に写ったカーボンクロスの端材は
廃棄処分・・・となるわけです。

さ、念のため24時間経過したところです。
ポリシートを剥がしているところですね。
ま、予想通り・・・・・
シワシワ状態に硬化しています。
ん〜・・・・・
コレを磨くのは・・・ま、かまわないんだけれど・・・
果たして平らになったときの強度の方は、
どうなのかしら?
・・・・・・とにかく、分からないことばかり・・・・
ま、とりあえず磨きましょう。
400番のペーパーです。
なかなかデコボコがキレイになっていきません。
ギターと違って、「強度優先」ですから
あまり削りすぎて、強度が落ちるのも心配。
で、そこそこに磨きを終えることに決定。

これは、上の写真ののち
クリアのラッカーを吹いたところです。
もちろん、あちこちクリアがかからないように
マスキングして作業しています。
ステーの形状はちょっと不細工ですが・・・
なんとか 強度は・・・あるようです。
(あちこちの方向へ、力を加えて・・・確認して
感覚的に(根拠なし)大丈夫・・・と自分自身納得しました。

さ、もうディレーラーを取り付けています。
これはチェーンが、リアディレーラーに
食い込んでしまった所。
もう、なんともしようがない状況です。
全体が変形してますね。
かなり大きな力が、このディレーラーに
加わって変形した事を物語ってます。

で、夕食時のまえに、そそくさとチェーンの取り付けや
ディレーラーの調整をしていたため、写真がない・・・
よーするに・・・みなが集まるリビングでの作業は
非常に気を遣うワケなのであります。
で、調整も済ませて(写真は、無い!)
なんとかPINARELLO GALLEO・・・復活!
いやあ・・・・お疲れ様でした。
・・・と、ここまでは
デジカメの設定不良、 露出アンダーの写真が続きましたが・・・。

2009.4.20・・・・無事、露出も適正。
お〜ろろろろ?
オルベアですよ・・・。
じつは先日、ヤフオクで落としました。
TEKTROのブレーキ、バズーカのシートポスト
コラムのスペーサーも込みで
3万円台後半。
2008年モデルです。
ま、オルベアのアクアは入門用のバイクですが
私にはちょーどいいレベル・・・ですかね?
フォークもカーボン、バック部分も
チェーンステー・シートステー・・カーボン。
お値打ちなフレームだと思ってます。
はい、TEKTROのブレーキ・・・。
ま、SHIMANOやCAMPAじゃないけど
私レベルの使用には、全然問題ないグレードですね。
フレームを後ろから見たところ・・・。
はい、シート・チェーンの両ステーも
カーボンです。
ちょっとGWが楽しみですね。
へんなアングルですが・・・・
このフレームの各パーツは、現在いろいろ物色中。
ゴールデンウィークに行く、石徹白のお山で
のんびりビールでも飲みながら
組み立てようと思います。
しかし、石徹白は・・
登り・・ばっかしだからなあ・・・
ま、上れば下れるんですが・・・・
極端なのよね・・・
ホントは、平地でどのくらいの
パフォーマンスか・・・を知りたいのに・・・
ま、いいか・・・・・

・・・・・・・
とりあえず楽しみな、こーのの4月中旬・・・・でした。


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