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Eastman Archtop guitar

ピックガードコントロールから、ノーマル位置コントロールへ改造

ピ ックガードについているボリュームとトーンを
ボディ側に 移設する・・・という作業です。
現状はノイズも少し出て いますので、コレも消さなくては・・・。
Eastmanですね、このヘッドは。
最初にピックガードを取り外します。
このようにボディに傷をつけないように保護しながら、
枝 の長いドライバーでビスを外します。

コントロール部は、このように銅テープでノイズ対策して ありましたが、やはり無理があるようですね・・・。
銅テープを外したところ。
ボリューム・トーンパーツを取り外していきます。
出来れば、このパーツの下に銅テープを敷いた方が
ノイズ はとれそうな気がするのだけれど・・・・

今回使用するのは、高価ですがオーナーの希望で、ストー クのスペシャルテレでも使用しているハイエンドパーツの Alessandroを取りつけることになりました。
ポットの取りつけ位置を模索しているところです。
念のためFホールから指を入れて、トップボードの裏側を 確認したら・・・・あらら・・・このギターはピックアップがフローティング なのでXブレーシングでした。従って、現状のポット位置 の下にはブレースが・・・。Fホールとブレースの間でぎ りぎりの位置を探さなくては。


このようにギターの6弦をFホールの中に入れて、ブレー ス位置を確認して、やっとポット位置が確定しました。
確実な位置を出さないと、穴を開けたらもう絶対にその位 置から後戻り出来ないので、何度も確認を行いました。

まずは、細いビットで下穴を開けて・・・・

10.5mmのビットで穴を開けます。この時、穴周囲の 「めくれ」が出ないように、最初はドリルを逆回転させア タリをつけておくことが大事。それと穴を開けるときは、 必ず穴周囲の全体を、このようにマスキングテープで保護 しておくことも必須です。これはエンドピンジャックの後 付け作業時などにも同じ事がいえますね。

で、コレは何をしているのかというと・・・ このように、先ほど開けた穴位置を端材に移しているとこ ろ。
こーなるわけですね。
この状態で配線をすれば、最適な長さで配線できますし、
何よりポットが動かないので配線作業では大助かりです。

配線の前に、念のためポットを取りつけてみたところ・・ ・・
写真のようにノブはエボニーノブです。

キャパシタ(コンデンサー)はどうしようかと迷いました 。
定番中の定番、オレンジドロップで行くか、
ちょっと個性のある音にするか・・・・

悩んだ末、Blackcatに決めました。
まあ、ある意味、定番ではありますが、このコンデンサ も ・・・。ブラックビューティとバンブルビーのいいとこ取 り的な期待を込めて・・・・


どこまで効果があるか・・・は???ですが・・・・
一応、ポットの位置には銅テープを貼ってあります。

銅テープを貼っているところ・・・・
い・・・てててて・・・・
小指がつりそうだ・・・・

ピックアップからの線は、
当然のことですが短いため延長しました。
この延長・・・吉とでるか凶と出るか・・・
結果的には、吉に転んだのでほっとしました。
ちなみに、リード線はベルデンを使用しています。

このAlessandro (アレッサンドロ)ポットは、
密閉タイプで裏側がステン レスになっていますので、
アースはサイドのブラス(真鍮 )部分にとることになります。
で、このように600番で ブラス面を軽く磨いて
ハンダの乗りを良くしておきます。

けっこう、とほほな光景ですが・・・・
でもアーチトップ の配線作業には欠かせないたこ糸。
このように、たこ糸を引 っ張ってポットのノブ部分を
穴位置に導いてやる・・・・ 言葉では簡単ですが、
実際にやってみるとけっこう大変な んですよ、この作業は。
ちなみに・・・・この時は、たこ糸を結ぶポット・・・
つまりボリュームとトーンを間違えておりました。
この写真のあと、たこ糸をトーンポットに結び変えました・・・。

このように小指でポットを下から押さえつけながら、
ナッ トをはめる・・・・いててて・・・
指がホントにつりそう です。
なんだ・・・ギター作業って・・・肉体労働じゃないか!

で・・・ラチェットレンチでしっかりとナットを締め込み ・・・

ピックガードも取りつけ完了。
はい、完成しました。
エボニーノブも、このギターによく似合っていますね。
 
  音出しのチェック!オーナーの伊藤寛哲氏。

ちなみに伊藤寛哲氏のホームページはこちら↓↓
http://hirosato.ciao.jp


 


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