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1979 D'Aquisto Newyorker 1955 Gibson L-5


今回のお題は・・・・
アーチトップ好きにはたまりませぬ!
非常に貴重な2本のギターがストークの工房にやって来ました。
しかも2本とも同じオーナー所有、何とも羨ましい限りです。

さて、今回リペアするダキスト・ニューヨーカーは、ヴェステクスの国内復刻版ではなく
完全にダキスト自身の手になるオリジナルモデル。
ボディ内部に刻印されているナンバーが「1132」とあるので1132本目の制作かと推察されます。
ダキスト自身が制作したギターの本数は、約1400本と言われていますので
かなり後半に制作されたものと考えられますね。

このオリジナルNewyorker、おそらく国内流通は、限りなくゼロに近いと思われます。
いろいろ調べて見ましたが、国内で販売されている(もしくは販売された)本物のダキストを探すことは出来ませんでした。
海外のサイトでも、見つかってもすでにSOLD OUT状態で、
市場に上がっているモノは、これまた限りなくゼロでした。

ま、考えてみりゃ、そりゃ当たり前でしょうね・・・
世界中に、たった!1400本しかないのですから・・・。
すでに所有している人は、よほどのことがない限り、
手放すことはないと考えられますので
市場に出てくることは、まず無いのでしょうね。
ちなみに、ブルーギタープロジェクト&ダキストファンで有名な
かのスコットチナリーさんは、一体、何本所有しているでしょうね?・・・
(こっそりと、私が数えたところ8本でした)



このギターのピックアップは、デュアルモンドに換装されていますが
本来、搭載されていたピックアップは、70年代のモデルによく採用されていた
ギブソンのジョニースミスモデル用です。
またこの個体は、ピックガードもデュアルモンドに換装された折に
新しく制作されたモノのようです。
(ギターケースの中に、オリジナルのピックガードが入ってました)

今回、リペアの依頼は、エンド側のトップボード、センターのブックマッチ部分が
ぱっくりと割れてしまっており、それの修復を・・・ということで
ストークにやって来ました。



さて、つぎは1955年製のL-5ですが、
シリアルから察すると、1955年製、「A」で始まるアーチストシリーズのようです。
1955年からA 20001で始まるのが、最初のオレンジラベルとされていますが
このギターは「A20073」なので、1955年でも初期の生産と推察されます。
これまた貴重な個体ですね。

このギターも、ピックアップをデュアルモンドに換装されていますが
ピックアップのポールピースと弦道が、上手く合っていないので
その帳尻を合わせるように、ピックガードの加工を・・・という依頼です。



ということで・・・
いっきに、2本!同時にリペアを行いました。
当初は、あまり深いメイキングにはならないな・・・とタカをくくっていましたが
これがまた、意外とあちこちに手間がかかり、メイキングもちょっと大仕事になってしまいました。
と・・・いうことで・・・・ メイキングの始まり〜!

【2015.2.4 メイキング開始】







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