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3/テールピース成形(その2)



これはテールピースの「受け」とでもいいましょうか・・・
ファスナーで固定するテールピースの独特なものです。
ようするに、テールピースとボディの間に入って
テールピースを「浮かす」役目をする
結構重要なパーツなんです。

このように取り付けられるわけです。
この受け部分が、支点になるワケですね。

しっかりと接着しておきます。
このとき気をつけなくちゃいけないのは、
テールピースに対して、しっかりと直角に接着すること。
じゃないと、弦を張った時テールピースが斜めを向いてしまいますから・・・。

次は弦を受ける部分、弦ストッパーの真鍮板の切り出しです。

厚み0.8mmの真鍮板からパーツを切り出します。
0.8mmといっても、結構な厚みがあります。

あらら・・・ピンぼけ・・・
すいません、何をやっているのか・・というと、
切り出した真鍮板を、ライターで炙っているんです。
真鍮板は、こうして焼いてやると、少し柔らかくなり
微妙なカーブをつけるときなどの加工が
非常にラクになるのです。
1/43のミニカーなどを作ってる人は
はは〜〜〜〜ん!・・・と
分かったと・・・・・思います。

左右のエンド部分が、微妙にカーブしていますので
その加工を・・・。
このように「丸い」ものをジグにして、
トンカチなどで軽くトントンと叩いてやりながら
成形していくわけですね。
いわゆる、自動車でいう「板金」ですね。

切り口等は、けっこうなバリが出ていますので
しっかりとヤスリで仕上げておきます。

こんな感じになるワケですね。

次に弦の通る穴を開けましょう。
このように手で押さえた真鍮板に
ドリルで「アタリ」をつけておきます。

]

こうなるわけですね。
このあと、このアタリ位置に1.5mmの穴を開けておきます。

つぎに弦アースの配線をするための
アース線通り道を作ります。
まず、テールピース本体から裏側絵貫通する
1.5mmの穴を開けておきます。

その穴位置に、先ほど加工した真鍮の弦ストッパーへ
アース線をハンダづけしておきます。

こうなるわけですね。

で・・・・
グイっと押し込めば、はい、ご覧の通り、
まったく配線は見えなくなります。

裏側はこんな感じ。

このアース線の通り道、今回はミニルーターじゃなく
カッターナイフで仕上げました。
定規を当てて、何度もカッターナイフで往復し、
溝が掘れました。ドレメルを用意して仕上げるのと
ほとんど時間的には変わりませんでした。

アース線はこんな感じに収まるワケですね。
最終的に、斜めにカットされたエンド部分から
エンドピンジャックのアースに入り、
弦アースの配線は完了します。

こうしてみると、弦アースのラインは
ほとんど見えなくなりますね。

エンドピンジャックまでの長さを測り、
余分なネジ部分はカットして
ファスナーを通しました。

こんな感じに仕上がりです。
次は、エンドピンジャックの配線・・・。
ピックアップからの配線をハンダづけします。
このように繋がっております。
最終的に取り付ける前に
弦ストッパーの仕上げ・・・。
番手を細かくしてサンディングしながら・・・、
コレは2000番ですね。
最終的に、コンパウンドで磨きます。
このように、周りの風景が写り込むまで
しっかりとピカピカになりました。
で、サビや酸化防止のために
金属のプライマーでコーティングしておきます。


 


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