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2/塗装剥がし、塗装、フレットすり合わせ

前のページの続きの写真が・・・見つかりません。
埋め込んだ木片を、カットしてサンディングした写真が、確かあったはずなんですが・・・
すいません、その部分はパスして次の行程に進むことにします。

で・・・これは、塗装を落としているところですね。

ガリガリと削っていくと、少し柔らかいクリア層が出てきました。たぶんアクリル系のクリアだと思います。かなり厚めに吹いてあるクリア層なので、ここはしっかりと削り落としてしまいましょう。

ネック部分も・・・・
アクリル系のクリアの下からオリジナルのクリア層が出てきました。
とりあえず、ウレタンのクリアを福のにアクリルクリアは邪魔になるので、しっかりと削り落としてしまいます。

下地が出た部分へのタッチアップです。
・・・・が・・・
オリジナルの塗装が、何を使用しているのか分かりません。またオリジナル以降に修復された部分の塗装も、オリジナルの上に被せて塗装されているために、色合わせが、ちょっと不可能になって来ました。
この写真に見えるステッカーとシリアルは残したいというオーナーの希望なので、全面の剝離が出来ないので、オリジナルの塗装+以前に修復された塗装の色が出せませんでした。

 

ということで・・・・
ステインでのタッチアップをしていきます。
この状態では、まあそこそこ目立たなくなるのですが、この上にクリアを吹くと、かなりはっきりと修復跡が出てきます。

ステインを調合して・・・・

つぶしのウレタン塗料をステインと混ぜたりして
塗装してみましたが、どうしても前の色が出ませんでした。

これは、つぶしのカラーをステインと混合してエアブラシで着色しているところ。

しかし・・・・
クリアを吹くと、このように下地の部分がくっきりと出てきてしまいます。
かなり、いろいろやってみましたが・・・
ぴったりの色合わせは、結局出来ませんでした。
最終的に、出来るだけ近似値の状態で、ヨシ!と言うことにしました。

これはヘッド表部分のクリアを吹くところ・・・
ロッドのザグリ部分をマスキングしているところですね。

クリア吹きの前に600番で最終的な磨きをして・・・・

時間をかけながら、何度もクリアをたっぷりと厚塗りします。ま、これくらい吹いても時間が経てば引けてしまいますので、これでも少ないくらい・・・ですね。

クリアが硬化したら、
320番〜600番でゆっくりと磨いて行きます。

これは、消しゴムの「当て木」に600番を巻いたところ。

このように小さな部分は、この消しゴムの当て木が非常に使いやすいですね。

その後、800番のスポンジペーパーで・・・

こういうアール部分は、少し強く磨くと
すぐに地肌が出てくるので、慎重に・・・・

はい、800番のあと1200番で磨き、その後2000番の耐水ペーパーで磨きました。

上の写真のように、ギターを横に立たせて作業するには、このようにカムクランプなどで「足場」を作ってやると作業がしやすいですね。

バフ掛けです。
ヘッド周りのついでに、ボディ全体もバフをかけました。もちろんクリアを吹いた箇所以外は、サンディングせずに、直接バフかけしています。
変にピカピカになっちゃいますからね・・・。
ヘッドはこんな感じ・・・。
ボディは、経年のギターの使い込まれた光沢。
さ、次はフレットのすり合わせです。
フレット上面は、若干、弦の凹みが出ていますが、それほどひどい状態ではないので、すり合わせで十分復活できます。
いつもの事ですが、このマスキングがめんどくさい・・・。
はい、マスキング、終了。
フレットトップに、赤のマーカーでマーキング。
スチール製の角材です。
ペーパーは240番が貼ってあります。
赤のマーカーが消えるまで、サンディングしてストレートが出ました。

隙間のチェック用、シックネスゲージですね。
このゲージの厚みは、0.04mm。
コピー用紙の厚みと同じくらいです。

このゲージが通らなければ、完璧ですね。
1弦から6弦までの通り道、すべてをチェックします。
フレット上のストレートが出たら、フレットの上面を丸く成形していきましょう。
このような、専用工具でフレット上面を丸く成形します。
これが、なかなか丸くならない・・・・
ゴシゴシ・・・一つのフレットを丸くするのに、けっこう時間がかかりますねえ。
こんなタイプも有り、使い分けています。


 


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