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またまた、変な事が始まったのか?
・・・ま、ま、ま、いつもの事ですから・・・


じつは、ここ数日でアチコチから
万年筆やボールペンが「ほしい」「作れ」と言った要望が続出。
「ついでに」の要望もその中に加えられ
急遽、万年筆&ボールペンメーカーになっちゃったんですね。

以前からいろいろ作っていたのですが、ここしばらく遠ざかっていたペンづくり。
あれ?ここはどうやって作ってたっけ?・・・なんて
思い出しながら、おたおたしながら作りました。

ま、ギター作りの気分転換。
私の場合、以前にペン材料をWood Craftから、しこたま買い込んでおりましたので
(といっても、ひとつひとつは、そんなたいした金額じゃないです、
よーするに「知らない間に、たまっちゃった」のね)
在庫一掃処分みたいな感じで、ストックしてたもので
ちまちま作りました。

あ、そーいえば、先日、なにげに名古屋の東急ハンズ(栄の方ね)に行ってみたら
なんと、以前Wood Craftから、いろいろ仕入れた時計の材料が置いてあるじゃないですか。
へえ〜・・とかありゃま・・・とか独り言を言いながら物色してました。
ま、でも、やはりアメリカの方が断然安いですね。
ある程度まとめて買えば、絶対お得です。
ま、いーか、そんな話は・・・

と言う事で、メイキング・・・と言う事ではないのですが
ま、こーいう楽しみもある・・と言う事で・・・
ギターばかり作ってると、顔がアーチトップのように
変なふくらみがついてくるので(??どんなふくらみ?)
ま、たまには他の事でもしながら、気持ちを切り替えて・・・
(って、いつもコロコロ気持ちが切り替わってるじゃないですか・・・なははは、ままま。)

【2007.9.11.記】


イベントの景品から、結婚式のお祝い、
ついでに「じゃあ、私にも一本っ!」と言う人が何人もいれば
結局、10本以上作る事になるんですね。これが・・



まあ、ずらりと並びましたね〜・・・
ここには12本分の万年筆やボールペン、天眼鏡?
の材料が並んでおります。
ま、でもここから、どんどん作業はふくらんで行くわけですよ。
まあ、予期した事ではあったのですが・・・

万年筆やペンの持つところに使用する木材です。
当時は、かなりいろいろ買い込みまして・・・
とはいっても、一袋10本入り(つまり万年筆10本分)で1000円くらい・・・。つまり万年筆一本当たり
100円前後なんですね・・・
で、約1年ほどで、おっこれも・・・ありゃ、これもほしいなんて買ってるうちに、こんなにたまっちゃいました。
この手に持ってるのは、バール(瘤ですね)が
タップリ入った木片。
さすがに、この大きさになると2000〜3000円しますが、この木片から約10本以上のペン材料がとれる大きさです。そう考えれば、かなりお値打ち・・・かも・・・

万年筆やボールペン・シャープペンシルに
興味のある方は、一度WOOD CRAFTを
のぞいてみてくださいな。
WOOD CRAFTはこちら→→

※追記/2015.3.11現在、国内でオフコーポレーションさんが、ペン作りの材料や工具にチカラを入れていらっしゃいます。興味のある方は、一度覗いてみては?
オフコーポレーションはこちら→→→



この写真は、アクリル系の模様が入ったブランクです。石のような模様や、大理石みたいな模様、などなど
かなり揃っておりました。ま、ということでいろいろ物色した結果がこれですね。
箱の中には、いろんな木材が。
ゼブラウッド、チェリー、ココボロ、アフリカンマホガニー・エボニー、バーズアイ、ジリコテ、スネークウッド、ウォルナット、ウェンジ、ボコーテ、ブビンガ・・・・まだまだ・・・ヤマのように、この箱に入っております。

で、そのなかから各ペンに合わせる木材を選んだのが
この写真。
ペアで作ったりと・・・なかなか悩む時間ですね。
この材料の選択は

ペンのパーツと一緒に材木を並べたところです。
ぱっと見は、しっとりした色合いに見えるこの材料も
削りだしていくと、あれっー?こんな色?こんな木目ーっ?と驚く事がしょっちゅうです。
ペンの本体に合わせて丸く削っていくと、思わぬ
木目や風合いが出てきたり(その逆も、多々ありますが・・・)で、いつもおっかなびっくりで削っています。
はい、こんな天眼鏡(虫眼鏡)もあったりして・・・
すべての基本は、この真鍮パイプから・・・・
この真鍮パイプを木材の中心に埋め込んで、
木工旋盤で削りだしていくわけでね。
まず、この真鍮パイプの左右サイズに材木を切り出していきます。
スコヤで直角をマーキングし、バンドソーで10数本分を切り出しました。
この左の写真は、上の写真からすでに2時間以上が経過・・・ で、切り出した材の中心を割り出します。
よーするに、ここにドリルの刃が入っていくわけですね。

はい、ボール盤にこのような直角ジグを固定して、
どんどん真鍮パイプに合わせた穴を開けていきます。
あ、もちろんペンの種類によって、真鍮パイプ
の径も
変わってきますので、その都度ドリルのビットも
変えなければいけません。(もー、非常にめんどくさい)でも、この作業をしていたときは、土曜日の昼間だったのでアルコールは・・・NGね。
いやあ、今考えると、よく素面でこんな面倒な作業を
やってたなあ・・・・

よーするに、この木片が・・・・・
こーなるワケです。
で、クランプで固定して・・・・穴開けが完了。
という作業を、ペンの本数X2(つまり20数個の作業)やってたわけですね・・・・
いやあ、我ながら・・・おつかれさん。
真鍮パイプを、ぐいっとはめ込むと・・・・
おっ?いいじゃないですか・・・
で、最終的に瞬間接着剤(30分硬化タイプというすこし固着するのが遅いタイプ)を真鍮パイプの回りに塗って、エイヤッと木材の中に押し込みます。
つぎは、この道具。(なまえは分かりません)
これで・・・・
このように断面をぐりぐり・・・すると・・・
はい、このように真鍮パイプに対しての直角面が
出来るワケなんですね。
ま、ペンづくりにはこれが重要。
ここがしっかり直角が出てないと、歪んだペンになっちゃうワケですよ。
で、それぞれのペン専用のブッシュを旋盤にとりつけ、先ほどの木材を固定して・・・
もうガンガン削っていきます。
あたり一面、木の粉だらけ。
ギターの粉とは、またひと味違う・・・おいしさ・・・違う、違う・・・・・
びみょ〜に空中に舞う大きさの粉?
鼻はムズムズ・・・服はコナコナ・・・・
一面、茶色い世界(あ、この時はココボロを削ってたので)
で、鼻ムズムズの大王現る。
高速回転している旋盤の木材に、ペーパーを当てます。もう、いきなり空中を大量に浮遊する粉。
引田天功の空中浮遊の上を行く・・・すさまじい
木の粉の狂喜乱舞・・・・
どひゃ〜・・・も、鼻の中真っ茶色。
はい、どたばたと120番から始まり、240番・400番・600番・1000番・1500番・・・のペーパーで
鼻のムズムズと格闘し・・・無事、磨きも終了。
で、・・・出ました、セラック。
こーのが作るギターには、全く登場しないのに
こんな場面で出てくる。
じつは、私こーのは、かなりの頻度でセラックを使っているのですよ。まあ、エレクトリックやアーチトップには、セラックはあまり必要ではありませんので 、その存在が出て来ませんが・・・
定番のセラックフレークをアルコールで溶いて
濾したモノを、このように広口瓶にいれて
何種類(オレンジとかいろいろ)かストックしております。
このセラックを、高速回転の旋盤に塗り込めていきます。一気に、きれいな木肌が出てきます。
アップで見るとこんな感じ。
で、その後、セラックが乾いたら布で磨き込んで
ワックスを塗り込み完了。
セラック特有の鈍い光沢が何とも言えませんね。
はい、真鍮パイプと、木材の関係はこんな感じになっているわけです。
で、最後の行程であるパーツの取り付け。
これはトップの部分、クリップのところのパーツですね。
このように組み合わせて・・・・
磨き上げたボディ部分にぐいっと・・・
このような専用工具を使って押し込んでいきます。
とりあえず、8本完成・・・・
いやあ、疲れました。
土曜日の午後から始めて・・・・
日曜日の夕方の写真。
これは、ココボロで作った万年筆とローラーボールの
ペアですね。
外観は同じですが・・・・
はい、専用ケース(木製の万年筆ボックス、これも・・・実は・・・お値段・・安い)このようにしてギフトにもばっちり・・・という具合になるわけです。
む〜・・・・まだ、8本くらい今週中に作らなければ・・・



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